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2013年1月16日 (水)

青木雄二「ナニワ金融道」

大学入試にもドーピング検査が必要になる時代が来ると予想する八橋壮太朗です。

青木雄二先生の名作「ナニワ金融道」をScanSnap S1500で一気に自炊しました。内容確認と言いながら、あらためて一気に読みましたので感想を書きたいと思います。

ナニワ金融道(1): 1 (モーニングKC (254))
ナニワ金融道
青木雄二

ナニワ金融道は、主人公の灰原が街金「帝国金融」に入社して一人前の金融屋になるまでのお話です。サラ金に手を出したらオワリというのが、イッパツで分かる社会のための作品です。よく、独特な絵柄として青木雄二さんの画が扱われることがありますが、それ以上に独特なのはセリフや社名でしょう。

抵当権や手形、債権、いろいろ勉強になります。それよりも、カネに困って転落する人生になるのは強欲な人間だけじゃなくて、善良(だけど無知)な一般人だったりするのもリアル。手堅い人間でも、ハメられるときはある。面白みが増しているのはズル賢い人間でも頭の中で考えていることがセリフとして書いてくれていること。ダマし合いの部分とか、知ってるか知らないかだけの差が命取りになるなど、キャラ以上の面白さがストーリーにあります。警察やマルチ組織まで登場して、なかなかアツいです。

中居正広主演で何度かドラマ化されていて、今考えれば、この原作でSMAPが主演っていうのは、なんとも面白い組み合わせでしたね。

残念ながらお亡くなりになっている青木雄二先生ですが、ここ最近の事件や企業をテーマにした作品を描いてくれたら、どんなふうになっているのかと思います。

Kindle版が出ているんですね。自炊しちゃいましたよ…。

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