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2012年9月28日 (金)

デザインで買ってしまうチーズケーキ

辛いものがすっかり苦手になった八橋壮太朗です。

やられてしまいました。
ローソンに行ったときのこと。うっかりスイーツコーナーをチラ見してしまいました。
でも値段を見て安心。「コンビニスイーツは、もっと安くないと売れないよ」などと、一部でブームになるほどのローソンスイーツを見下して去ろうととしたときです。

Cheese1
ダイワピョン!うさちゃん!

か、かわいい…。

捕まってしまいました。チーズスフレケーキ。これは、差し入れにも自分へのご褒美にも、満足な仕上がりじゃないか?(この時点で味は不明)

深く考えずに、連れて帰ることを決意。
つい、買ってしまいました。

Cheese2
うーむ。美しい。プラスチックの土台が残念だけど、値段の割には良い出来。
そしてうさぎさんに癒される。食べるのもったいない。

Cheese3
そうだよなあ。秋だよなあ。うさちゃん。
こうやって写真を撮ると、不思議と「食べてもいいや」という気分になれるのが不思議。
いただきます。

味は…。それなりですね。機会があれば、また買ってもいいかな。

2012年9月24日 (月)

長井龍雪監督「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」

家電量販店で正社員店員の態度が横柄なのに派遣さんが怖いぐらい親切で泣きそうになった八橋壮太朗です。
横柄な正社員はバックヤードにすっこんでろ!値下げの決定権もろくに持ってないくせに!(言いすぎ)

ボクは2008年から2009年にかけてテレビ放送された「とらドラ!」が好きです。ですが、2011年に放送された「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は全く見ておらず、いつか見なきゃと悶々としておりました。両作品ともそのスジでは有名で「監督:長井龍雪」「脚本:岡田麿里」「キャラクターデザイン:田中将賀」という主要メンバーが共通しています。オンエアものは、初回放送を逃すと完全に見る気を失うため、今に至るわけでございます。ネットで公式動画が見られるとか言われても、やっぱり初回を逃すと萎えるのです。

今日は夜までずっと雨がヒドイというので、ここぞと思って一気に見ました。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
監督 長井龍雪
脚本 岡田麿里
アニメーション制作 A-1 Pictures
出演 入野自由、茅野愛衣、戸松遥、櫻井孝宏、早見沙織、近藤孝行

小説も平行して連載されていたようですが、基本的にアニメがオリジナルの作品であります。なんかウレシイです。そして東京サンシャインボーイズの「罠」を無断上演して怒られた経歴をお持ちの櫻井孝宏さんこんにちは。三谷作品が上演したくなるぐらい好きというのは、気持ちが分かるので他人の気がしません。

この「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」という作品は、ちょっと別の角度から評判を聞いていたこともあり、ストーリーに対して注意深く見つめることとなりました。というのも、昨年、見た映画「見えないほどの遠くの空を」(榎本憲男監督)との類似点が多いのではないか、との指摘があるらしい。(当時の感想記事:映画「見えないほどの遠くの空を」@ヒューマントラストシネマ渋谷

とは言え、なるべく予備知識なしで見るのが好きなので、その類似点や比較については後ほど行うことにします。

まず、どんなお話なのか書いてみます。
埼玉県秩父に住む、幼馴染6人の話。今は高校生。小さい頃は6人で秘密基地を作り遊んでいた。しかし、ひとりの女の子が突然死んでしまう。彼女は6人の中でも明るくステキな子だった。残された幼馴染5人は、それぞれ未練や後悔など引きずりながら現在に至る。今は違う高校に通う者、海外に旅に出て帰ってきた者など、それぞれの生活をしている。主人公は高校受験に失敗して落ちこぼれ高校に入り、加えて不登校。世間体も手伝って、お互いに友人関係でもなくなっていた。
ある日、主人公の前に、死んだはずの幼馴染が現れる。彼女は主人公にしか見えないし、声も聞こえない。なぜ、彼女は現れたのか。「願いをかなえてほしい」と言うものの、何が願いなのかは彼女もわからない。子供の頃の出来事を思い出しながら、距離ができていた幼馴染たちが再び集まる。

拙い文章ですけど、そんな感じのストーリーです。さすがに作品本家の紹介文には足元にも及びませんね。すいません。

彼ら6人(というか5人)は、もう高校生なので、いつもニコニコ楽しく遊ぶような関係ではありません。そんな彼らが、現在の生活と子供の頃の思い出という2つの時代に揺られます。無邪気に遊んでいた子供の頃と、最も周囲の目が気になるお年頃。このコントラストがたまらない。お約束ですけど、男3人女3人(一人は死んでますが)のバランスもあって、気持ちのすれ違いや素直になれないことが多発。でも、本当はみんないいヤツなんです。そこが作り手の優しさなのだと思う。オトナが見てノスタルジックな気分を味わうこともできるけれど、中高生のピュアな気持ちにも訴えかけられるんじゃないかな。

終盤は、みんなで巨大なロケット花火を打ち上げることで盛り上がります。どうやら世間では、この盛り上がりが肩透かしだったような評判が多いようですが、ボク的にはグっときました。すでに、死んでいるはずの女の子が存在してしまっているので、逆に日常感にどれだけ引き戻すかが悩みどころなはず。勢いをつけすぎて盛り上げすぎられるより、幼馴染たちの心境を察して、視聴者が勝手に想いを馳せるべきシーンだと思いました。無駄に引っ張らない。もうちょっと、感傷に浸りたいのにすぐに花火は打ち上げられてしまう。案外、すぐにこのシーンは終わるのです。そんな、すぐに終わってしまう花火が、とてもリアルでした。こういうの好きです。祭りはすぐに終わるんです。それが現実です。

最後には、死んでいるはずの子が見えなくなって、かくれんぼに見立てて彼女を捜すことになります。そして、捜し当ててお別れのシーンとなります。ここは、ちょっとピュアすぎると思われそうな作風です。ココロがキレイな人ほど、感動するつくり。視聴者に媚びないで、作風に沿った演出なんだと感じて、「ええ仕事するやんけ」と作り手に感動。幼いころにみんな仲良く一緒に遊んでいたという、子供ごころに戻ったシーンなんですよね。小さい子供はピュアなんです。だから終わり方も、けっこう無垢な感じ。なので、純粋なタッチでラストシーンとなりました。作り手さん、頑張ったなあ。もちろん中身にも感動しましたけど。

この作品の良さは、丁寧さと、直球勝負なところ。
ストーリーが良いのはともかく、全11話の連続テレビアニメに成立させる構成と演出が頑張っている(ボクは一気にDVDで見たんで申し訳ないですけど)。」
そして、なるべくキャラ立ちやマニアックなネタを仕込むといったことを盛り込まないで作っている。本筋一本、ストレート勝負。潔さが評価の高さに直結したんじゃないでしょうか。
つまり、一本の簡潔なドラマなのに11話にするという構成力と演出力が問われているんだと思います。

ボクはチュンソフ党員なので、終盤に花火を打ち上げるだなんて、「街」を思い出さずにはいられませんでしたね。

さて、奇しくも2011年公開の映画「見えないほどの遠くの空を」と、2011年オンエアの「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」に類似点があるという話ですが、これは本当に類似していると思える箇所がちらほら。
最大の類似点は「ヒロインが死んでいるけど、なぜか蘇って主人公の前に居る」ということであります。
しかも、彼女の姿は主人公にしかみえない。共通の友人には見えないのであります。
つまり、最初は友人たちから「お前大丈夫か?(主人公は精神的におかしくなったんじゃないのか?)」と思われる。受け入れられない友人、受け入れる友人が出てきて、最後は信じるようになる。みんなが団結する。
心理的な部分でも大きな共通項があります。それは、ヒロインの死が突然すぎて、主人公や友人たちは、そのことを引きずってしまうのであります。そして、やり残したことを再現したり、達成します。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」では、ヒロインの願いをかなえる。その願いをかなえることを通して、主人公や友人たちも、引きずっていた過去を清算するのです。このアニメでは、お互いの気持ちをぶつけ合ったり、いろいろやりましたけど、最後はみんなで大きなロケット花火を打ち上げました。
「見えないほどの遠くの空を」では、主人公は監督として自主映画を作っていました。しかしヒロイン役の子が死んでしまってラストシーンが撮影できなくなります。主人公は、その完成しなかった映画が心残りでした。しかも映画の終わらせ方、ラストシーンについて意見がぶつかっていたのです。その映画を、蘇ったヒロインを使って完成させることで、彼はヒロインから、過去から開放されるのであります。
必然的に、最後のシーンはお別れのシーンとなるわけですけど、それも共通というか、だからこそ必然なんですけれども。
確かに似ている。アニメでは秘密基地で遊んでいた幼馴染たち。映画では大学の映画サークルで映画を作っていた部員たち。彼らは、蘇ったヒロインをきっかけに再結集します。なんてこった!

「とらドラ!」との共通項も、いっぱいありました。サービス精神なんでしょうか。作風の軸として残したのでしょうか。わかりませんけどウレシイですね。
どちらの作品も、主人公がスレてるけどイイ奴です。しかも主人公は父親と二人暮らし(とらドラ!は母親と二人暮らし)。高校生。バイトしてお金を貯めて、気持ちを形にします。あと、あんまり親が出てこないけど、話の折り返し地点では大事な存在として親が登場します。ほかにもいろいろありますけど、ボクが感じた大きな要素は、そんなところでしょうか。ああ、忘れてはいけません。主人公の母親役は大原さやか様です。たまりませんね。やっちゃん!

「とらドラ!」では、死んだ子が蘇るというようなSF要素が全くないラブコメでしたが、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は、SFと子供ごころに寄った作風で、ラブコメというよりは友情に重点が置かれている感じ。どちらも好きです。どちらも好きですけど、やっぱラブコメがいいなあ。

なお、主人公は幼馴染から「じんたん」と呼ばれていますが、ボクは良く知る人に「じんたん」と呼ばれる人がいるので、なかなか作品に入っていけなくて苦労しました。しかも、幼馴染の子のアダ名が「あなる」。重要なシーンで、みんな「あなる」を連呼するので、感傷に浸りにつつ、しかし半ば笑えるという難しい作品でありました。俺が中学生だったら、家族の前で見るのは恥ずかしかっただろうな。というか見れないな(笑)。

そうだ、オープニングアニメーションとエンディングアニメーションは、今回も秀逸で最高でした。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
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2012年9月22日 (土)

津田マガを写経して

お金大好き八橋壮太朗です。
あ、つい本音が…。

ボクは津田マガ(津田大介さんのメルマガ)を購読しており、懇意にしています。ステレオタイプの少なさと、安定したクオリティの高さは、大絶賛しております。もともとNHKのクローズアップ現代が好きなボクには、近いコンセプトを感じるので嬉しい。

そのため、最近は情報の仕入れ先が津田マガに偏ってしまっている。しかも、火曜日はJ-WAVEのJam The Worldを飲食店で聞きながら食事、水曜日は帰宅したらNHK News Web24を見る。ほとんど津田さんの追っかけ状態になりつつあり(毎週見てませんけどw)、ボクの情報源は津田さんに大きく偏ってしまっている。著名人のキャラクターと業績を、なるべく切り離して受け止めようとしているボクとしても、さすがにどうかと思うぐらい、毎日が津田大介(言い過ぎ)。これだけ見聞きするようになると「頼むから嫌なヤツでいてくれ」と思ってしまうほど(!)。

これは、あまり好ましくない状態です。
・情報源が偏っている
・他に信頼できそうな情報源を見つけられていない
改めて挙げてみると、こんなところでしょうか。

そこで、もう津田マガは飛ばし読み度をアップさせるしかないと決意。もともと飛ばし読みしてたんですけどね。毎週、全部を読むのはムリな文章量なんだもの。正直、気になる記事だけピックアップしやすくなるとか、バックナンバーの見出し一覧があるとか、なんか欲しいですね。

このとき、俺の中の小人が「無いなら作れよ」「お前が作れよ」とささやきはじめます。
いやいやいや。どんだけ文章量あると思ってるねん、と。
そんなとき、津田マガQ&Aコーナーで、こんな一節がありました。

「文章表現に自信がないなら、『うまいな』『好きだな』と思う文章を、一字一句ひたすらパソコンで写経してみるといいですよ。(略)僕は最初の頃は別冊宝島のルポとか、ノンフィクション中心に写経してました」

津田大介の「メディアの現場」(vol.23)


今写経するとしたら、思想家の東浩紀さん(@hazuma)の文章がいいんじゃないかな。東さんの文章――特にコラム的な文章は、読んでいて圧倒的にうまいなと思います。作家で東京都副知事の猪瀬直樹さん(@inosenaoki)の文章も凄みがありますよね。個人的には、評論家の山形浩生さんの文章もいいと思います。特に彼の訳文は写経に向いている気がします。あと、最近読んだ本の中では『ソーシャルファイナンス革命 ~世界を変えるお金の集め方』(技術評論社)( http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774151521/tsudamag-22 )の慎泰俊さん(@81TJ)の文章が抜群にわかりやすくて良かったですね。もし本の写経に飽きてきたら、ニコ生やテレビ番組のトークを文字起こしして構成してみるのも楽しいですよ。雑誌やネットの対談記事を参考に、読みやすくしてみてください。そういったことを繰り返していれば、文章力は自然に身に付くと思います。

津田大介の「メディアの現場」(vol.44)


そう。写経をするというのを忘れていました。写経をすれば、物書きのレベルはアップする。構成力や編集力も身に付く。とすれば、ここは津田マガを写経するしかないのでは!?(by小人)

いやあ、前フリが長かった。要するに、津田マガを写経してみることにしました。
でも文字を一字一句打ち込むレベルの写経は、ボクには不要と判断。けっこうやりましたから。
その代わりに、津田マガのトピックスをまとめて、wikiを作ることにしました。
毎号毎号、見出し+αぐらいの内容にまとめて、wikiにする。

で、やりました。私設・津田マガwiki。めちゃ使いやすい。津田マガにバックナンバーの一覧性ができると、スルメのように何度も味わえる。もちろん問題があるはずなので自宅内でしか使えないwikiでございます。
Tudawiki1jpglarge
↑iPhoneで見るとこんな画面(1)
Tudawiki2jpglarge
↑iPhoneで見るとこんな画面(2)

こういうサービス、ご本家でやっていただけないかしら…。ニコニコのブロマガなら可能なんすかね?

さて、こうやって津田マガを創刊準備号からの全部のテキストと向き合ってみてわかったこと。

●ポジティブな感想
(1)構成が、しっかり練られている。
創刊準備号から続くコーナーが多いし、実験的な企画記事とのバランスもいい。
お店と一緒で、「いつもそこにある」という継続性が大事なのであります。いつも定番のコーナーがあって、創刊準備号から続いている記事の編成が基本的に変わらないのはスバラシイこと。
(2)扱うテーマが多くの人にとって重要なものが多い。
世間には最新情報を追うメルマガや、エッジの効いたテーマのメルマガはあるけど、そんな記事の寿命は短いものが多い。すぐにどうでもいい話題になる。津田マガで扱われるテーマは(全部じゃないけど)あとから振り返って読んでも、重要さが変わらないものが多い。テーマの選び方が秀逸です。
(3)記事のセットアップが巧い。
1つの記事だけ切り出しても成立する。どういう背景があって、今回のテーマや問題について語るのか。そんな記事の導入がコンパクトにまとめられていて、クオリティの高さはここにある。
(4)ステレオタイプがほとんどない。
「本当の意味の中立は無い」と言われますが、ステレオタイプにハマらないというのも難しいことです。世間の記事には、ステレオタイプにハメて、叩いて終わり、盛り上げて終わり、揚げ足とって終わりというものも多い。津田マガは、それがほとんどない。津田マガは、テーマの本質を浮き彫りにする記事に努めている。
(4)マジメ。チョー真面目。仕事は真面目です。
これは2つの理由があります。ひとつは、真剣に伝えたいと思っていることがブレてないこと。もうひとつは、専門家などと対談しているので、仲間の馴れ合いトークにならないこと。誰と話をするのにも、リスペクトと緊張感が維持されています。つまり、必然的に記事がテキトーであるわけにはいかない。
(5)アクティブでポジティブです。
どうしても、話題やテーマは明るくないものが多いのに、熱意があってスバラシイ。

●ネガティブな感想
(1)文章量が多すぎて、読み切れない。
紙の本なら、レイアウトされていて一覧性もあるからOKだろうけど、テキスト流し込みにしかならないメルマガとしては、非常に厳しい。飛ばし読みにも不向き。すべてを読み込んでいる読者は、どう考えても少ないと思うんですけど…。そして、テキストが膨大すぎて、他のメルマガを読む気がなくなる。メルマガ界のマリオですかw
(2)メルマガの発行日が遅れすぎ
1日や2日の遅れなら、まだ許容範囲だけど。1週間ぐらい遅れたりしますよね…?なかなか購読する習慣をつけるのが難しい。ホントに。「まだ来ないな」と思ってるときにラジオやテレビに生放送で出てるのを見ると、「はやくぅ〜」「やっぱそっちが本業だよな」とか思ってしまう。
(3)一覧検索性がない。
他のメルマガと同じ悩みですが、津田マガの文章量はハンパないのです。膨大なテキスト量を頑張って編成・構成しているけれど、やっぱ紙のようにレイアウトできないし、画像も入れられないという。そしてバックナンバーの検索とかやる気がしない。記事のタイトルと出演者の名前ぐらい検索できると嬉しいんだけどなあ(ということで自分で作ったんですが)。
(4)津田さんもスタッフも働き過ぎ。
全号のテキストとにらめっこしましたが、毎号ありえない仕事量が発生しているのが、ものすごく読み取れます。1ヶ月分のテキストを読み込んだところで、作業をやめようかと思ってしまったぐらい。正直、遊びが足りない。

●総括
なんとか飛ばし読みしたい津田マガ。膨大な文章とにらみ合った結果、やはり有益なことを再確認。
今後は、いつも以上に飛ばし読みするためにも、一度踏ん切りをつけようと1年間分を振り返ってみて正解でした。毎号毎号、テキストが膨大すぎて読み飛ばしすら困難でしたが、全体の構成がよくわかったので、今後はラクに飛ばし読みが可能になりました。

ちなみに、Q&Aコーナーが膨大なテキスト量すぎて、ビビります。「140字で答えるQ&A」というのは名ばかりで、最もテキスト量があるコーナーの号もあるんじゃないでしょうか。質問も長ければ回答も長い。だんだん、津田マガを読み切れなくなってきたのは、このQ&Aコーナーからでした。

2012年9月 9日 (日)

ネットワークハードディスクはファンレスNASしか使いません

体脂肪がなかなか落ちない八橋壮太朗です。

データも体脂肪も増えるいっぽうで、日頃からデータの処分を心がけていないとハードディスクがいくら多くても身動きが取れなくなります。データダイエットは必要です(わかっちゃいるけど、なかなかできない)。

我が家のネットワークストレージの歴史は、それなりのものがあります。当初はCube型PCやコンパクトPCの常時起動によるファイルサーバでした。2002年ぐらいでしょうか。Windows2000を稼働させて、ずっとファイル共有しているだけでした。まだ、実用的というよりはファイルサーバを立てることそのものに喜びを感じるしかありませんでした。なぜか?やっぱり、扱いたいデータが音楽ファイルやデジカメの写真データが中心なのですが、当時主流だった100BASE-TXのネットワークでは遅くてイライラするんです。ファイルサーバの処理速度が今ほど速くないわけだし、ネットワークHUBだってそんなにパフォーマンスが出ない。もちろん、クライアントPCも。要するに、便利だけど遅くて使い物にならなかった。

その後、しばらくファイルサーバに興味が無くなります。どんなに便利でも、我が家のネットワークは100BASE-TXですから。

でも扱いたいデータは増える一方。ではどうするか。外付けハードディスクであります。1TBのハードディスクが安定的に出回ったころ、HDDとUSB外付けケースの組み合わせで何台も買いました。もう、持ってるオーディオCDを片っ端から取り込んで、mp3にするどころか生データ(ディスクイメージ)で取り込んだりしたもんですから、データが増える増える。邦楽用HDDが1台。洋楽用HDDが2台。デジカメ写真用HDDが1台。全体のバックアップ用HDDが1台。バックアップまで欲しくなるんすよね。データが増えて増えて仕方がなかった。

悲劇が起こります。1TBのハードディスクが3台続けてご臨終になります。このころは、Seagateのハードディスクがどうしても好きになれず(稼働音がイヤな感じ)、IBM DeskstarかWesternDigialのHDDの2種類でした。壊れたのは、実は両方。IBM(今のHitachi Global Strage→WesternDigital)のHDDは、スピードが出ている気がするものの、発熱量がハンパなかった。それに対してWesternDigitalのHDDは、外付け用にするには衝撃に弱そうな駆動音。まあ、どっちもどっちだったんですが、どっちも壊れたのです。使っていた体験上で原因を考えてみると、マウント/アンマウントの繰り返しや、電源投入/切断による物理的なモーター駆動の衝撃が、とてつもなく寿命を縮めていると思われました。駆動音を聴いていると、どうもそれしか原因が考えられません。

1TBのハードディスクが3発もお亡くなりになるというショッキングな出来事で、しばらく立ち直れませんでしたが、ここは一念発起。なんか良い方法は無いのか。そこで出会ったのがネットワークハードディスクであります。もちろんギガビットイーサネットとの組み合わせであります。中古のプラネックスコミュニケーションズのNASを手に入れて、HUBはコレガの1000Gbit Ethernetハブ。WIndowsマシンには、ギガビットのNIC(ネットワークカード)を増設。どうだ、これで参ったか!

参りました。ギガビットイーサネットの威力はハンパ無いっす。内蔵ハードディスクと全く同じ、とは言いませんが、限りなく近い使用感!ローカルディスクにコピーする必要がない速度が出ます。ネットワーク越しに、ファイルを直接開ける。これは良い。たまりません。

たまりません、のは、ネガティブな意味でも同じでした。当時導入したプラネックスコミュニケーションズ製のネットワークハードディスクが、爆音を放ちます。ハードディスクの発熱をおさえるために、小さいファンがついているのです。これが爆音。とりあえず、冷蔵庫が古くて壊れそうになったころの音を越えてます。なんでしょうか、VHSテープやオーディオテープを巻き戻しているぐらいの大きさの音が、常時発生。

たまんねー!ということで、使わないときは電源オフ。
でも、意味ないんすよね。それだと。

ということで、ファンレスNASがあったらいいな〜、と思って捜してみると、あるじゃないですか!これだ!と思いました。
みつけたのがWesternDigital製ネットワークハードディスク。ううむ。あのショッキングな出来事で、もう買うのはイヤだと思っていたWesternDigital。覚悟を決めて購入です。

で、ファンレスのネットワークハードディスクを導入しました。
これ、最高です。電源を落とす必要がありません。常時稼働です。ハードディスクが常に回転しているなんて、すぐ壊れるんじゃないの?と思うじゃないですか。いやいやいやいや。そこはちゃんとスリープしてくれるんです。アクセスがあると再回転。なんてこった!こりゃ便利すぎる!

正直、ベッドの下にあっても音がわからないレベル。家庭内ネットワークがおかしくなって、NASが使えなくなったときですら、NAS本体に耳をあててみないと、駆動しているのかどうか分からないレベル。
そして、めっちゃ安定しています。2年ぐらい使ってても、なんの不具合もなし。速度低下もなし。逆に、いつ使えなくなるのかが気になるレベル。停電になっても、ちょっと衝撃が当たっても、全く健全に稼働しております。ううむ。おそるべしWesternDigital。

ただ、これだけ持ち上げておいても気をつけないといけないのがバックアップ。
現行機種のWesternDigitalのネットワークハードディスクは、自動バックアップの設定もあるので、できればもう1台、せめて外付けHDDやPC内のハードディスクに、消えては困るデータを退避させておくことをオススメします。
1TBのハードディスクが壊れた経験上、必要最小限のデータだけ分別してバックアップを取るのは必須と思います。

あと、バックアップという観点から考えると、ハードディスクの容量はホドホドにしたほうがいいです。最近は3TBや4TBのハードディスクも出てきています。いくらギガビットイーサネットを使おうが、USB3.0を使おうが、さすがにこれだけの容量のハードディスクを使うのは厳しいです。速度的にムリ。一部だけバックアップを取ろうと思っても、1日かかったりしますので。
もちろん用途にもよりますが、テレビ録画やホームビデオを頻繁に使わないのであれば、1TBか2TBで十分です。

ここで思い出したのが、外部から家のハードディスクを使いたい!という用途の話。アイオーデータやバッファローのハードディスクも、そういう機能をウリにしてたりしますが、WesternDigitalも同様の機能があります。しかし。何度か試してみると、最初は嬉しいんですが、結局のところ使わなくなります。家の外で、ハードディスクの中身を使いたくなることなんて、ぜんぜん無いんすよ。ビジネス用途なら、理解できます。見積書、企画書、事業計画書。いやいやいや。そんなデータ、dropboxに入っちゃうんすよ。わざわざハードディスクをネット経由で見に行く必要無いんすよ。むしろ、膨大なファイルを、常に外から見られるようにするリスクとかのほうがデカい。しかも、それがないと仕事ができないとか、アリエナイっす。

ということで、個人的にオススメなのは、コストパフォーマンスから考えても、発熱量や静音性から考えても、WesternDitigalのNASであります(全製品がファンレスじゃないので要注意です)。




WD My Book Live 2.0TB (LAN接続 / 複数PC / iOS, Android端末対応) WDBACG0020HCH-JESN
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2012年9月 7日 (金)

久ヶ沢徹生誕50周年祭り/久ヶ沢牛乳「A HALF CENTURY BOY」@本多劇場

キーボードを鍵盤と言い張る人が好きな八橋壮太朗です。

久ヶ沢徹生誕50周年祭り/久ヶ沢牛乳「A HALF CENTURY BOY」を見てきました。場所は本多劇場であります。
今回はネタバレのない記事であります。

久ヶ沢牛乳Presents「A HALF CENTURY BOY」@本多劇場
作:岩井秀人(ハイバイ)/川尻恵太(sugarboy)/ケラリーノ・サンドロヴィッチ(ナイロン100℃)/小林賢太郎/G2
演出:福原充則(ピチチ5)
出演:いしのようこ/今立進/久ヶ沢徹/小宮孝泰/辻本耕志/永野宗典/平田敦子

なんか怒られそうですけど、ボクはこの作・演出と役者さんたちのラインナップに驚いて見にいきました。
どういうことですか。なんなんすか。このラインナップは。アリエナイ組み合わせじゃないのか。

内容はそりゃもう面白いの楽しいの、笑えました。
細かい事はどうでもいいんで、細かく書きませんけど。

ボクはヨーロッパ企画ファンとして永野宗典君が出ているだけでニッコニコであります。勝手な愛着が出てきたんで、君付けで行かせていただきます。
永野君は、ピンで活躍しているのをもっと見たいし、ユルいのもいいけど固い芝居にも出て欲しいんであります。どっちもイケるって。どっちも捨てちゃダメだって(捨ててないか)。諏訪さんが役者として厚みを見せてきている(体型じゃなくてね)一方、永野君はコントっぽいのが多いっすよね。なんというか、ユルい方向じゃない方面での、活動のパートナーが必要なんじゃないのかなあ。なんて、勝手なことばかり言ってすんません。あんまりツイッターとかやらないあたり、けっこう好きです(笑)。
今回、どういう経緯でキャスティングされてるんすかね?なんか気になるっすよ。

今回の公演は、小宮さん&平田さんの安定感が抜群で、それを改めて認識させられました。この二人で容れ物ができている感がハンパない。

それにしても、久ヶ沢さんは愛されてるんだなあ。仁徳だよなあ。すげえなあ。

最後には、やっぱ福原さん。最近、見たいと思うの芝居のいくつかは、福原さん演出なんすよね。
ピチチ5の名前をずいぶん聞くようになって、いつか見ようかなあとか揺れていて時間が経ったところで、猫のホテル「イメチェン~服従するは我にあり~」でお見かけすることになり、そしてベッド&メイキングス「墓場、女子高生」に至る。ううむ。すごいっすね(もっと他に表現ないのか俺)。

今年は芝居をセーブしている年でありますが、次は猫ホテっすかね?告知によると、役者さんが判明してるんですが、なんだか寂しい感じがするのは気のせい?
でも千葉さんの新作かつ演出、そしてスズナリですよスズナリ。楽しみ楽しみ。

Ahalfcenturyboy


2012年9月 5日 (水)

Red Johnson's Chronicles

インテルが入ってない八橋壮太朗です。

今年のアップルへのお布施は、すでに××万円を越えてますが…。iPhone5で更にむしり取られるんすかね?任天堂へのお布施も予定されてるんすかね?ううむ。

一部では据え置きゲーム機というのは過去のものにされつつあります。パッケージビジネスの終焉を声高に言う者も多く、ウチの近所のゲームショップもトレーディングカードや貸本を始めたりしている。でも、音楽CDを見ればわかるように、売り方や中身の魅力が相対的に低くなっているんだと思うんですよね。昔と同じことをやってても、同じ対価を払ってくれないんですなあ。

それっぽい文章にしてみようとしたんですが、実はこのエントリはプレイステーション3用ソフト「Red Johnson's Chronicles」をプレイして、結構面白かった!というだけのメモなのでござる。
ダウンロード専用ソフトで、なんと500円(期間限定かも)。UFOキャッチャーでウサビッチをツマミ上げるより安いでござる。

内容は、ちょっとした探偵もの。事件現場を調べて、証拠を集め、関係者から話を聞く。けっこう好きなのに、後半がムズイ。ヒントを全部使っても意味不明。結局、攻略サイトのお世話にならないと先に進めません。攻略サイトみながらやっててもムズイ。半分ぐらいパズルで悩みます。それにしても、ゲーム内で提供されるヒントが全然役に立たない。これはヒドい(笑)。でも、探偵ごっこは好きなので、なんか許せちゃうというか。

モノの値段というのは面白いもので、やり込んでも1日じゃ終わらないボリュームなのに500円。ダウンロードソフトはデフレの波がしっかり届いているようです。その上で作り込みとかプレイ時間とかを考えると、パッケージソフトって安いよなあ、とも思える。焼肉かしゃぶしゃぶでも食べるのとあまり変わらない価格で何日も遊べる。

最近はテレビを見直したりパッケージゲームを見直したり、揺り戻し期間に突入したようです。

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