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2012年7月31日 (火)

Apple Store の 常識

再びアップルにお布施を払うようになった八橋壮太朗です。

京都文化博物館でMacintosh Color Classic IIを触って20年近くが経ちます。93年に売られたマシンなのに、なんとタッチパネルを画面に追加してあるという状態で、博物館の総合案内カウンターに置いてありました。館内の案内が、タッチパネルで操作できるという。インタフェース的に今と遜色がない驚き。たぶん、ハイパーカードで作られた画面を操作していたんでしょう。

そんなことはさておき。

昨年からiPhoneが壊れたり、友人のiPhoneが粉々になったり、MacBookのキー入力が故障したり、やたらとアップルストアに行く機会が増えてきました。

以前はハードウェアの故障と言えば、マウスやキーボードが壊れたり、メモリやハードディスクが怪しくなるか、バッテリーが焼き餅のように膨らむ程度。アップルさんに相談する必要がありませんでした。秋葉原にでも行けば、イケショップにでも行けば、秋葉館にでも行けば済んだのです。

しかし、今のアップル製品は個人でメンテができるレベルではありません。
どうやって本体を開けるのか?よしんば開けられたとして、どれが何のパーツなのか?Windowsマシンと違って、いろんなユニットがワンパッケージ化されていたり、アップルオリジナルのインタフェース用ケーブルがちらほら。正直、メモリ交換とハードディスク交換ぐらいしか触る気がしない。

すなわち。アップルストアに行くしかないのです。
(持ち込めるエリアに住んでいる前提で)

アップルストアで故障の対応をしてもらった経験を、改めて書こうと思います。
つまり、ジーニアスバーと呼ばれるお客様相談センターですね。

まず、ジーニアスバーって何だ?というところから、イメージコントロールが始まっています。
なんてことはない、お客様相談センターなんですが、名前だけ聞いてもよくわからない。
アップルのクールさは、ここに現れているんだなと再確認。
他のメーカーは、カスタマーセンターとか修理センターとか、相談窓口とか。センスの無い名前。しかも、金をかけているようにも見えないし、なるべく行きたくない歯医者のような存在に思える。
まあ、良くてもケータイショップの窓口ぐらいの接客スタイルですよ。整理番号が書かれた紙をもらって、椅子に座って待つ。

アップルさんは違いました。Webサイトで日時を指定して、時間枠を押さえる。
完全予約制です。人気病院か?
そして、ジーニアスバーに向かう。
行って驚くのは、そこに居る人たち。従業員と客が、みんな立ってる。
椅子が無い。どういうこと…。
テーブルはあるんですが…みんなで囲うような、2m四方ぐらいのテーブルがチョコチョコ設置してあり、MacBookが置いてあるだけ。
というか、予約してきたんだけど、どこに行けば良いの?
よく見ると、奥のほうにカウンターと椅子が並んでいます。おお、ほんとにバーみたいだ。
でも満席。
みんな忙しそう。
俺、ショボーン。予約したんだけど…。
しかも、他社ならあるはずの整理券や整理番号が無い。
どんどんうろたえる俺。
周りに目につく社員たち。
「あの、ボク予約を…」
忙しい社員は外国人客相手に英語で接客していて完全無視。
そして周囲には、無言で立ちながら待っている客、客、客。
待ってるはずなのに、列ではない。
みんなバラバラ。
どゆこと!?!?
もう疲れたよボクは…。
疲弊している俺に、ポロシャツを着たお姉さんが、話しかけてくる。
「お待ちですか?」
ええ…意味わかんないっすココ(ジーニアスバー)
なにやらiPhoneぽい端末で、予約時間に俺が来ているというチェックを入れている。
どこにいるかもメモられる。
「しばらくお待ちください」
とりあえず、ようやく順番待ちになった状態らしい。
待っていると、周りの客も同じように待っているのがわかってくる。
さすがアップル、外国人客が多くてびっくり。
しかし、椅子もないのに待たされるというのは日本企業ではアリエナイだろうな…。
5分ちょっとで、名前を連呼される。
こっちも応える。
はいはい、じゃ、このテーブルでお願いしますね、と言われて、立ったままテーブルを囲う。
座ることないのね…。
故障したマシン本体を見せる。
不具合を再現して見せる。
すぐに納得してくれたみたいで、交換するんで見積出します、サインくださいと。
サインする。
店員「治ったら連絡するよ、それじゃ!」
…サバサバしとるなあ。
ちなみにiPhoneが壊れたときは、その場で新品と交換されました。SIMカードの差し替えをやって、おしまい。
で、数日後、アップルさんから呼び出しの電話が来る。
行くと、はい、治ったよ〜確認してね〜と。
ふむふむ、なおってる。
店員「じゃ、サインして。支払いは現金?カード?」
カードでお願いします。
すると、店員はiPhoneの裏についている不思議な拡張カバーのスリットに、カードを通す。
サインをお願いします…と、iPhoneの画面にサインさせられる。
こんなん、ペンで紙に書くサインと違うものになるじゃないかっ(笑)
ということで、ありがとうございました。
え?
本体むき身で手渡し?
梱包なし?
はい
…ですよね…
ということで、梱包が全くないジーニアスバーでの修理でありました。

梱包してくれないって、すごいっすよ、知らないと店で呆然となる。
iPhoneの交換のときに予見してたから、カバーとバッグを持っていったから大丈夫だったけど。
ほんとにもう。
合理的すぎるぜアップルストア…。

2012年7月17日 (火)

BS朝日「歴史発見 城下町へ行こう!」

ミラクル三井という名前が忘れられない八橋壮太朗です。

BS朝日が頑張っている。
ピエール瀧がナビゲーターをつとめる「歴史発見 城下町へ行こう!」。
番組がスタートする前から、番宣で知ってたのだけれど、録画HDDの容量をアップさせたのに伴い、録画してみたのであります。

正直、あんまり期待してなかったんですが、この番組良いデキです。

なんと言っても、静止画の使い方がスバラシイ。
なんでも動画でウマく撮影すれば良い、ってもんじゃないもの。
絵づくりも、けっこうセンスがいい。ディレクター分かってるぅ!と言いたい。
カメラマンとかスタッフもちゃんとした人が多いんだろうな。

予算内で、手抜きしないで作ってるのが分かる。完璧にマンパワー。
城下町の歴史的な話も、変にウンチクを語ることもなく、サラっと解説。
現地の人との話も、濃くなりすぎずに、しかし薄っぺらくはならない。

うまく説明できないのが悔しいけれど、なんだろう。
たとえば。
ブラタモリのファンが居酒屋で語りだしたら、面白いのは最初だけで、あとはウザイだけだと思うんだ。
この城下町へ行こう!のファンが居酒屋で語りだしても、酒がマズくなることは無いだろうな。
そういう感じです。

あと、番組の途中からみても楽しめる、良い構成。
同じBS朝日「SHISEIDO presents エコの作法」には、見習ってほしいね(上から目線ですいません…)
CGの使い方も、「城下町へ行こう!」のほうがセンスあるよ…。

とは言え、まだ見たのは1回だけ、「伊賀上野の城下町(三重県)」の回のみなので、次回も楽しみです。
BS日テレでやっている「TOKYO DESIGNERS WEEK.tv」なんて、センスのかけらもない(怒りすら覚える)ので、BS朝日には頑張っていただきたいっす。

歴史発見 城下町へ行こう!
http://www.bs-asahi.co.jp/jokamachi/index.html

2012年7月14日 (土)

山下敦弘監督「苦役列車」

バブル期に経費を使いまくる経験をできなかった八橋壮太朗です。

山下敦弘監督「苦役列車」を見る。

苦役列車
監督: 山下敦弘 原作: 西村賢太 脚本: いまおかしんじ
キャスト:森山未來 高良健吾 前田敦子 マキタスポーツ

やっぱ原作の西村賢太さんがポイントだと思って見る。

山下敦弘監督は、なぜか気になって見ることがあって、特に追いかけているつもりはないけれど「どんてん生活」「リアリズムの宿」「天然コケッコー」「マイ・バック・ページ」につづいて見ることに。中途半端に見てる…。

頑張ってる森山未來には申し訳ないけど、オレの中で最も光っていたのはマキタスポーツ。
マキタスポーツのためにある映画じゃないかとさえ思える。

前田敦子がバイトする本屋が、どう見ても高円寺の都丸書店。
さっきオフィシャルサイトを見たら、やっぱりそうでした。
しかもオヤジがトモロヲ。やっぱりなあ…。
都丸書店って有名なんだな。

森山未來は、スクールデイズ以来、なんでもやるんだなと思ってたけど、今回もいろいろやらされてますね。まさかヌキに行くだけじゃなくて最中のシーンまであるとはねえ…。

「マイ・バック・ページ」と同じように、安心して80年代後半の味を楽しめるかと思いましたが、途中で出てくる御徒町の居酒屋「駒忠」は、ちょっと今っぽかったな。そこ意外はバグツンの時代感覚。

無駄に山下監督の作品を見てると、待ってました!と言いたくなるのが海岸。
やっぱり来ましたね。これ原作に無いだろ?と思ってたら、やっぱり無いらしい(笑)。
前田敦子まさかの、海でスケスケです。良いっすね、スケスケ。
そして山本浩司さんは確信犯ですね。サービス精神が感じられます。海岸で見たかったですが。

オフィシャルサイトは、作品を見てから読んだ方が楽しめます。
そして、家族では見に行かないことをオススメします…。

苦役列車
http://www.kueki.jp/

すしまつり2012summer@神楽坂

チャンスがピンチになる八橋壮太朗です。

たのしいたのしいすしまつり2012summer@神楽坂が開催されました。

41
まつりじゃ

36
よりどり

37
あぶりんぐ

39
ぐるぐる

40
痛風なんて怖くない

38
すしだけじゃないぜ

42
すしシーズン2

ステキなお店でありました!

2012年7月10日 (火)

織田信奈の野望@テレビ東京

漢方のおかげで汗が出やすくなったと思ったら真夏日のおかげだった八橋壮太朗です。

2TBに増強して録画に余裕が出たため、さらに新番組のチェックを続けます。
今回は、織田信奈の野望@テレビ東京。
名前だけでツッコメるスペックをお持ちです。

武将が、ことごとく女の子。
なかなかスカしたギャグが多いんですが、なんとも入っていけない何かがある。
なんというか、ギャグの寒さを笑えるのかどうかという、ハイリスクの戦術です。
ん〜。入っていけませんわ。
話がヒドいって…w

織田信長の野望(のようなもの)をやり込んだ現代の青年がタイムスリップしているのが、またツマラナイ斬新に見えないのがツライ。

設定や話には入って行けないけれど、作画とか演出とか、アニメとしてのツクリはしっかりしてる。けっこうクオリティが良い気がする。
なんか、モッタイナイよ…。

売れるといいね…。

ビューティフルレイン@フジテレビ

夏はスパイスで汗をかいて清涼感を得たい八橋壮太朗です。

我が家の録画用ハードディスクを2TBに切り替えたため、新番組のチェックに精を出してみることにしました。
まずは、ビューティフルレイン@フジテレビ。さっそく1週間遅れて1話から再生です。
日曜午後9時に、トヨエツのドラマをフジテレビで見るとは思いもしませんでした。
最初からドラマを見るなんて久しぶりだなァ。なんて再生していると、提供「花王」以上。
おお。いまだに花王一社提供かよ!
あるある大辞典でスポンサーに大きな貸しを作ったんだろうな。フジテレビも必死だよ。そりゃ、視聴率が悪けりゃ打ち切るわな。

芦田愛菜は人の子なのにカワイイよなあ。数字の為なら芦田愛菜。スポンサーのためなら芦田愛菜。それも許される芦田愛菜。
しかし、トヨエツも年齢不詳の域に来てるよなあ。
ココ最近、BGM代わりに「12人の優しい日本人」を再生している我が家としては、感慨深いものがあります。
ああ、アルツハイマーになっちゃうシーンが来たか…。
病院に行くよね…。
なんと、トヨエツに宣告する医師はonちゃんヤスケン!
すっかり白衣が似合うねぇ!
そして、お膳立てが出来たところで中谷美紀様登場。
おお、そうきたか。お〜いお茶、って最近聞かせてもらえませんね。

さすがに、話のスジは頑張って組み上げてあるなあ、と上から目線で思っているとエンディング。
なんじゃこりゃあああああ!!
エンディングがクサすぎる!政党ビデオ?宗教ビデオ?自己啓発ビデオ?これはキツめだな…。
そして唄が芦田愛菜という、ダメ押し具合。芦田愛菜に罪はありませんが、、、
なんていうのか、アイスクリームにチョコレートをトッピングしただけじゃ済まなくて、グラニュー糖や黒糖、三温糖まで載せちゃえというクドさ。
せっかく、脚本が「フラガール」の、「パッチギ!」の、「プリキュア」の羽原大介だというのに。

これが「あるある大辞典」から脈々と引き継がれた花王への恩返しなんでしょう。
どうしてもナナメから見てしまえば、「病気もの」「親子もの」「芦田愛菜」「不治の病のトヨエツ」というダメ押し具合。
これがテコ入れですか。
テコ、多すぎませんか?

オトナの事情が多分に含まれている気がして、お腹いっぱいでした。

2012年7月 7日 (土)

是枝裕和監督「歩いても 歩いても」@BS12 TwellV

オヤジが主人公のアニメをもっと増やしてほしい八橋壮太朗です。
ルパンもシティーハンターも、そうでした…。

さて、本日はBS12 TwellVでオンエアされた是枝裕和監督「歩いても 歩いても」を見る。
いまさらですが見てませんでしたので。ええ。

やる気がでない俺には、箸休めとなるいい映画でした。
テンションが上がるわけでもなく下がるわけでもなく。
ミステリーでもサスペンスでもない。
この日常感がいい。
昔は、テレビでこういう映画を深夜帯によく見た気がする。
けっこう好きだったんだけどなあ。

このまえ、テルマエロマエを見ていたので、阿部寛が古い日本の一般家庭の風呂に入るシーンなんかは、ちょっと雑念が出て来たりしましたが。
エンタメ色の強い作品ばかりじゃなくて、こういう作品を見て、マッタリしてたい日もいいもんです。

阿部寛一家が、実家に帰って一晩泊まるというのが大筋なのですが。
その往路が電車、復路がバスというのが、都市部での生活感に繋がっている。
そういえば、「渋滞」って映画もあったよなあ…。

ジブリ作品もそうだけど、
冒頭で電車やバス、クルマに乗って、始まるというのがいい味になってる作品が多いよなあ。
現実を引き連れて、非現実の世界にたどり着くところから始まるという流れが生まれる。
作品の最後で、また乗り物に乗っているというのは、ちょっとベタすぎる気もするけど、メリハリがついて好きだな。

この「歩いても歩いても」は、都市部で生活している人に向けて作られた気がする。
たまには田舎もいいけど、現実はそうは言ってられないよなあ、ということを代弁してくれている。
めちゃめちゃ好きな作品とは言えないけど、読後感というのだろうか、見終わってよかったなと思える。
ひとりで見るのがオススメ。




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