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2012年2月 3日 (金)

松岡圭祐「万能鑑定士Qの推理劇I」(角川文庫)

すきやき大好き八橋壮太朗です。

しばらく小説を読んでいませんでした。久々に読めたのがこちらです。
松岡圭祐「万能鑑定士Qの推理劇I」(角川文庫)
オビのキャッチコピーは「面白くて知恵がつく人の死なないミステリ」。
Twitterで漫画家萩尾ノブトさんがつぶやかれていたので知った作品であります。

「万能鑑定士Q」はシリーズ作品です。最初の話を読みたいな、と思って「I」とついているこの作品を買ったのですが、やたらと直近の話題が盛り込まれていて妙だと思っていたら、最新作だったようです(笑)。よく分からずAmazonでよく見ないで発注してしまいました。
アホやな、という話でもありますが、何が言いたいかというと、巻末まで読んで気づいたぐらい、最初の本か途中の本なのか、気にすることなく楽しめるクオリティということ。これは重要。1話完結のドラマを見るよりも、きっちり完結してくれる。いい仕事されてます。

さらに気に入ったのは、内容が簡潔でコンパクトなこと。冗長な感じが全くない。CSIマイアミ並のコンパクトさ、進展の早さ。しかも、読むペースもわかってくれている。冒頭は、それこそ5ページ10ページで終わる事件がつづく。それぞれの短い事件だけで読み終えられる簡潔さ。すばらしい。キッチリ三人称で語ってくれるし、変に情を吐露しまくることもない。お話を純粋に楽しめる。

好きなのは、現実の話題が散りばめられていて、音楽の流行とかアニメの流行が入ってるし、事件の話題も盛り込まれているところ。後半で、オリンパスの債務飛ばしの話題が入っているのには、さすがにビックリしました。時代感覚がキレイに盛り込まれていて嬉しい。

通勤通学に読むのに向いているコンパクトさで成り立っています。
おすすめです。


万能鑑定士Qの推理劇I (角川文庫)
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