« 餃子専門店 天鴻餃子房@神保町 | トップページ | 空海と密教美術展@東京国立博物館 平成館 »

2011年9月23日 (金)

構造化ユーザインタフェースの設計と評価―わかりやすい操作画面をつくるための32項目

高校を出ると、「画鋲」という言葉をまったく使わなくなった私が八橋壮太朗です。

長いタイトルの本ですが、ユーザーインタフェースについての本を取り上げます。
「構造化ユーザインタフェースの設計と評価―わかりやすい操作画面をつくるための32項目」

後述のアマゾン該当ページより引用。

構造化ユーザインタフェースの設計と評価―わかりやすい操作画面をつくるための32項目
山岡 俊樹 (著), 藤原 義久 (著), 鈴木 一重 (著), 人間生活工学研究センター (編集)

内容(「MARC」データベースより)
現場でも使いやすく予備知識が不要で、初心者でも活用できる新しいユーザインターフェース(UI)の設計・評価方法。具体的なノウハウとして、事例や図表、チェックリストを多く用いてわかりやすく解説。〈ソフトカバー〉

この本は、10年ぐらい前にリリースされたもの。この本の真骨頂は、インタラクションを実際に考えてみる内容が細かく書かれていること。どういう画面が現れて、どういう表示がされて、どういうアクションを誘導するか。それをシステマティックな分類をしていって、目的に応じて優先順位をつけていったり、目標達成できる割合を順位付けて数値化してみたり。ともかく具体的だ。

デザイン性については、あまり触れてないけれど、あるシステムや、あるツールが使われる実際のシーンで、いかに効率的であるか、いかに道具として目標達成をサポートできるかという視点で書かれている。

本当は、メンタルモデルやヒューマンエラーについて考えたり、デザイン性や感性を考慮していくのが良いんだけれど、最初はこういう「システムとインタラクションの結びつき」「道具としての目標達成度」みたいなものから入ってみて、やってみて、理解するのが最初のステップだと思う。

この本は、オーソドックスなシステム、万人に利用されるツールにおけるインタラクションの構造を紹介してくれているので、歴史として知るにはとても良い本です。たとえば銀行ATMのインタラクション。FAXのインタラクション。ケータイ電話(ガラケー)のインタラクション。時代背景から考えても、新しい情報通信ツールの誕生とともに、どう社会に浸透させるかを考えながらインタラクションを検討していた人たちの工夫や考え方が理解できる。ベーシックな視点で、日本人らしい工夫の仕方が垣間見れる。この本を読んだ上で、さらに上位概念や、新しいインタフェースの考え方を取り込んでいくのがいいと思います。


構造化ユーザインタフェースの設計と評価―わかりやすい操作画面をつくるための32項目

« 餃子専門店 天鴻餃子房@神保町 | トップページ | 空海と密教美術展@東京国立博物館 平成館 »

人間中心設計(ヒューマン・センタード・デザイン)」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/472600/41816135

この記事へのトラックバック一覧です: 構造化ユーザインタフェースの設計と評価―わかりやすい操作画面をつくるための32項目:

« 餃子専門店 天鴻餃子房@神保町 | トップページ | 空海と密教美術展@東京国立博物館 平成館 »

リンク

フォト

VCおすすめ

  • ロリポップってエンジニアが優秀なんですよね。
  • じゃらんは優秀です。振り返ってみればだいたい使う。
無料ブログはココログ