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2011年8月23日 (火)

「アフォーダンス ― 新しい認知の理論」佐々木正人

ポカリスエット大好き八橋壮太朗です。

「アフォーダンス ― 新しい認知の理論」佐々木正人を読んだ。

アマゾン該当ページより引用

出版社/著者からの内容紹介
私たちは世界をどのようにして見,聞き,感じ取っているのだろうか? アフォーダンスは,この問題に対する認知科学の最新の解答である.人工知能やインターフェースの設計にも大きな影響を与えるこの理論を平易に解説する.
内容(「MARC」データベースより)
情報は人間をとりまく環境そのものの中に実在している。現代の認知科学や人工知能に決定的な影響を与えたギブソンの革新的な認知理論。キーワードである「アフォーダンス」を軸にやさしく紹介する。〈ソフトカバー〉

ドナルド・A・ノーマン「誰のためのデザイン?」で広く認識された「アフォーダンス」について、おさらいするために読みました。

前半はアフォーダンス理論を完成させたジェームス・ギブソンの取り組みを紹介。
ギブソンは、情報は光の中にあるとして、人が何かを認識するときには光が重要な要素だとしていた話。
そこから中盤は、知覚、何かを感じるということ(いわゆる五感)は、触覚や聴覚という個別の認識の話ではない、その感じるときの全体、環境が重要だと説く。
そこからアフォーダンスの話に入る。
アフォーダンスについて特に重要と思う箇所を引用してご紹介。

「すり抜けられるすき間」、「登れる段」、「つかめる距離」はアフォーダンスである。 アフォーダンスとは、環境が動物に提供する「価値」のことである。アフォーダンスとは良いものであれ、悪いものであれ、環境が動物に与えるために備えているものである。アフォード(afford)は「~ができる、~を与える」などの意味を持つ動詞であるが、英語にアフォーダンス(affordance)という名詞はない。アフォーダンスはギブソンの造語である。 アフォーダンスは物事の物理的な性質ではない。それは「動物にとっての環境の性質」である。アフォーダンスは知覚者の主観が構成するものではない。それは環境の中に実在する、知覚者にとって価値のある情報である。 物体、物質、場所、事象、他の動物、そして人工物などそして環境の中にあるすべてのものはアフォーダンスをもつ。動物ならばそれらにアフォーダンスを探索することができる。 環境にあるものは、すべてアフォーダンスの用語で記述することができる。

ここだけ引用しても、何のことかサッパリわからない方は、本書を買いましょう。いい文脈で、具体的な例をつかって教えてくれます。
アフォーダンスという言葉の発祥と、どういう使い方をするのかが、わかる本です。

私はザックリ簡単に連想したアフォーダンスというのは、Windowsにおける右クリック。Macで言うところのコンテキストメニューだと思う。あるモノや事が、ただ存在するだけで、それが食べるものなのか、ちぎれるものなのか、その存在から自ずと訴える性質、特徴などのこと。

モノやコトの「ありかた」を考える上で、アフォーダンスという考え方はとても重要です。
そこから使い方やデザインが検討されるべきでしょう。

…自分で書いてて、うまく説明できてないので、この本買って読んでください。。。。

アフォーダンス-新しい認知の理論 (岩波科学ライブラリー (12))Bookアフォーダンス-新しい認知の理論 (岩波科学ライブラリー (12))

著者:佐々木 正人
販売元:岩波書店
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