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2011年8月31日 (水)

「サントリー天然水 奥大山」味わう

佐藤弘樹とヒロ寺平のチューニングは正直迷う、私が八橋壮太朗です。左耳は佐藤弘樹、右耳はヒロ寺平。

さて。当然のように手に入る「サントリー天然水 奥大山」を、なんだかんだ言って入手していませんでした。

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これです。
やっと飲めました。たしかに、やわらかい水です。

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ラベルには「やわらか軟水」って書いてあるねんけど。軟水ってやわらかい水やろ?これは関西人向けのライトなギャグのつもりか?ぜんぜん面白くないぞ…。

真面目なところ、ほんとにやわらかい。南アルプスバージョンと比べると、キレが無いような感じ。揮発性が無い感じ。おなかに優しい感じ。料理に合いそうかな。そうめんとか。煮物とか。

採水地:鳥取県日野郡江府町。ph値、約7。

お酒に合うんだろうか?ちょっと飲み比べしてみたい水ですが、しばらく触手が動かないかなあ。

2011年8月26日 (金)

『「思わず買ってしまう」心のスイッチを見つけるための インサイト実践トレーニング』桶谷 功

目玉焼きと目玉焼きの違いを英語で説明しろと言われて困ったことがある私が八橋壮太朗です。

桶谷 功『「思わず買ってしまう」心のスイッチを見つけるための インサイト実践トレーニング』を読了。

いい本でした。はっきり言って、人に勧めるのがもったいない本。
インサイトって何?とか、プロポジションって何?ってところから、実際どうやって考えて、いい洞察をして、良い結果に持って行くのか。その全てが詰まっています。
この本を書いた人は、本当に頭がいいと感じる。
堅く書かずに、わかりやすく、必要以上でも不十分でもない書き方。馬鹿にされている感じもしないのに、概念と実例を織り交ぜてわかりやすく解説されている。無駄がほとんどない。
こっそり読んでおきたい本。

インサイト→プロポジションと検討していくのは、徹底的にお客さん視点になって考えていくことで新しい発見を得られますよ、目からウロコなことも多いですよという話。
本質的な解決を望んでいる人にはピッタリでしょう。
「いいものは売れる」「売り場を占拠すれば売れる」なんていう売る側の高圧的な戦略とは真逆の発想です。
売る側、買う側、どちらの意思も客観的に分析できる、いい方法。
お客さんに「何が欲しいですか?」と聞いても、本当に欲しいものが答えられない時代にうってつけ。
蕎麦を食べたいと思って外出しても、途中でカレーハウスを見つけて入ってしまうのが人のサガってものでしょう。
そういうのが見えてきます。

「思わず買ってしまう」心のスイッチを見つけるための インサイト実践トレーニングBook「思わず買ってしまう」心のスイッチを見つけるための インサイト実践トレーニング

著者:桶谷 功
販売元:ダイヤモンド社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


2011年8月25日 (木)

Macintosh Performa 575 / MacWorld の写真

ダストシュートって、何年ごろのビルに多くつくられていたんでしょうか。八橋壮太朗です。まあ、私なんてダストですよ、ええ…。

性懲りも無く、蔵出し写真であります。

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Apple Computer, Inc.のMacintosh Performa 575です。いやあ、なつかしい。もう、どこかへ行ってしまいましたが。
PowerPCにアップグレードできる!なんていう触れ込みでしたが、アップグレードすることもありませんでしたね。
メモリはSIMM。標準で8MBだったかな。メモリーダブラーとかいうソフトを入れて、擬似的にもっとメモリがあるようにしてました。
こいつには、SCSIでIomegaのZipドライブをつないだり、EPSON GT-8500というスキャナをつないだりして、大活躍。当時スキャナーにバンドルされていたフォトショップなんて、Photoshop 2.5.1LEとかっていう、レイヤーすら使えないような時代のものですよ。SCSIって、IDの設定をして、ディジーチェーン(数珠繋ぎ)して、使ってました。
そうそう、Performa575のいいところは、一体型になってるブラウン管が、トリニトロン管!めちゃキレイ!なのにフルカラー表示はできないという(ビデオメモリが少なくて)。USBも無い時代だし、やることといえば、PDSスロットにモデムカードを指したり、SIMMを増設したり。そうそう、キーボードやマウスは、ADBっていうApple Desktop Busっていう規格のケーブルでつないでたけど、映像のS端子と同じ形状だったんだよね。S端子ケーブルで延長して使ったり、してたなあ。
OSなんて、最初は漢字Talk7.5!ま、System7じゃなかっただけ良しとして。
シリアルケーブルでISDN用のTAにつないで、64kでインターネットしてた時代です。
最初はアナログモデムでしたけどね…ええ。

んで。アップル!アップル!と信者どっぷりだったんで、行きますよねMacWorldに。
いつかなあ、カラフルiMacが出た次の回かなあ。デジタルハブ構想とか、ジョブズさんの話を聞いてた気がする。
まあ、一般人の俺が聞いても、なんにもならんのやけどね。
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i.Link いや、FireWireでUSBなんてぶっとばせ!みたいな時代ですね、このころは。

2011年8月23日 (火)

「アフォーダンス ― 新しい認知の理論」佐々木正人

ポカリスエット大好き八橋壮太朗です。

「アフォーダンス ― 新しい認知の理論」佐々木正人を読んだ。

アマゾン該当ページより引用

出版社/著者からの内容紹介
私たちは世界をどのようにして見,聞き,感じ取っているのだろうか? アフォーダンスは,この問題に対する認知科学の最新の解答である.人工知能やインターフェースの設計にも大きな影響を与えるこの理論を平易に解説する.
内容(「MARC」データベースより)
情報は人間をとりまく環境そのものの中に実在している。現代の認知科学や人工知能に決定的な影響を与えたギブソンの革新的な認知理論。キーワードである「アフォーダンス」を軸にやさしく紹介する。〈ソフトカバー〉

ドナルド・A・ノーマン「誰のためのデザイン?」で広く認識された「アフォーダンス」について、おさらいするために読みました。

前半はアフォーダンス理論を完成させたジェームス・ギブソンの取り組みを紹介。
ギブソンは、情報は光の中にあるとして、人が何かを認識するときには光が重要な要素だとしていた話。
そこから中盤は、知覚、何かを感じるということ(いわゆる五感)は、触覚や聴覚という個別の認識の話ではない、その感じるときの全体、環境が重要だと説く。
そこからアフォーダンスの話に入る。
アフォーダンスについて特に重要と思う箇所を引用してご紹介。

「すり抜けられるすき間」、「登れる段」、「つかめる距離」はアフォーダンスである。 アフォーダンスとは、環境が動物に提供する「価値」のことである。アフォーダンスとは良いものであれ、悪いものであれ、環境が動物に与えるために備えているものである。アフォード(afford)は「~ができる、~を与える」などの意味を持つ動詞であるが、英語にアフォーダンス(affordance)という名詞はない。アフォーダンスはギブソンの造語である。 アフォーダンスは物事の物理的な性質ではない。それは「動物にとっての環境の性質」である。アフォーダンスは知覚者の主観が構成するものではない。それは環境の中に実在する、知覚者にとって価値のある情報である。 物体、物質、場所、事象、他の動物、そして人工物などそして環境の中にあるすべてのものはアフォーダンスをもつ。動物ならばそれらにアフォーダンスを探索することができる。 環境にあるものは、すべてアフォーダンスの用語で記述することができる。

ここだけ引用しても、何のことかサッパリわからない方は、本書を買いましょう。いい文脈で、具体的な例をつかって教えてくれます。
アフォーダンスという言葉の発祥と、どういう使い方をするのかが、わかる本です。

私はザックリ簡単に連想したアフォーダンスというのは、Windowsにおける右クリック。Macで言うところのコンテキストメニューだと思う。あるモノや事が、ただ存在するだけで、それが食べるものなのか、ちぎれるものなのか、その存在から自ずと訴える性質、特徴などのこと。

モノやコトの「ありかた」を考える上で、アフォーダンスという考え方はとても重要です。
そこから使い方やデザインが検討されるべきでしょう。

…自分で書いてて、うまく説明できてないので、この本買って読んでください。。。。

アフォーダンス-新しい認知の理論 (岩波科学ライブラリー (12))Bookアフォーダンス-新しい認知の理論 (岩波科学ライブラリー (12))

著者:佐々木 正人
販売元:岩波書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する


2011年8月22日 (月)

笑の大学@青山円形劇場(1996初演)

サントリー天然水シリーズ3つ「南アルプス」「奥大山」「阿蘇」すべてを制覇したい私が八橋壮太朗です。
やるなら通販か…?

さて、昔の芝居録画シリーズが我が家にはあるわけですが、今回は三谷幸喜作、山田和也演出の「笑の大学」初演をNHKが収録・放送したものであります。
今年の12月に、三谷幸喜作、西村雅彦&近藤芳正の二人芝居という同じ組み合わせで新作「90ミニッツ」が予定されているとのことで、楽しみであります。チケット取れないんだろうけどさ。。山田和也さんは演出しないんですね…。

さて、はじめてかもしれないwikipediaからの引用で、概要をご紹介。ついにウィキペディアを引用してしまう…。

引用:笑の大学@wikipedia

脚本:三谷幸喜 演出:山田和也
出演 西村雅彦(向坂睦男。警視庁保安課検閲係)、近藤芳正(椿一。劇団『笑の大学』座付作家)

舞台は昭和15年。日本は戦争への道を歩み始めていた。国民の娯楽である演劇は規制され、警察で台本の検閲を受けなければ上演できない。そんな時代に、生まれて一度も心の底から笑ったことがない検閲官・向坂睦男と、劇団「笑の大学」座付作家・椿一が警視庁の取調室で出会う。向坂は「このご時世に、低俗な喜劇など不謹慎であり上演する必要などない」と考えているため、“笑の大学”を上演中止に持ち込むべく、椿の台本に対して「笑い」を排除するような無理難題を課していく。しかし、椿は何としても上演許可を貰うため、向坂の要求を飲みながらも更に「笑い」を増やす抜け道を必死に考えていく。

この作品は時代背景や二人の対立軸が良く、評価がとても高い。もちろん私も好きな芝居であります。
なんせ「石川三十五右衛門」は劇中、椿一の作品に出てくる登場人物で、石川五右衛門の7倍手ごわいということで紹介されているのであります。

検閲をする役の向坂(西村雅彦)はカタブツだけれども、喜劇作家の熱意と作品に押されて、どんどん人間味が増してくる。そして、検閲される芝居の台本を提出する役の椿(近藤芳正)は、どんなに修正を指示されようとも、喜劇を作る、より面白くするという姿勢を貫き通す。本来、相容れないハズの二人が、何度もぶつかり合ううちにお互いを認め合っていく。いつ徴兵されてもおかしくないような日常の中で、自らの生業にまっすぐな二人が思いをストレートに行動していこうとする。そこがアツい。

台本を提出して、検閲されて、修正指示を出される。そんな日が何日も続き、だんだん心情を相手にぶつけていくようになる。気持ちの吐露が、そのセリフが、二人芝居という緊張感の中で発せられる。これは映画版では得られないんですよ。映画は映画で良かったですが。。

んで。

作品としてスバラシイのはもちろんですが。

どこかで読んだ話を加味すると、当時、三谷さんが作品を書きたいように書いても、大人の事情で修正を食らったりしていたのがベースなんだと見てとれます。まあ、最近は三谷さんの本にダメだしするような人はもう居ないんでしょうけど。大人の事情みたいな形で。

だから、劇団の座付き作家「椿一」は、三谷さんそのものだと思って観ると、さらに味わい深いものがあるわけです。面白いものを書いても、アレはダメ、コレはダメ、こういう人物を入れてくれ、ソレは不自然だ、なんていろいろ言われていたのでしょう。

こういう本人の体験や思いがガッツリと反映されているので、その気合というか錬成度はハンパではありません。
何回見たことか…。

12月に予定されている「90ミニッツ」も、楽しみ。
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2011年8月19日 (金)

カントンの思い出 新大久保店 別館@大久保

マッキントッシュという言葉を聞くと、なんだかなつかしくなる私が八橋壮太朗です。
マックとしか言わなくなりましたね。

さて。

大久保に韓国焼肉を食べに行ったのです。

カントンの思い出 新大久保店 別館。

お肉の厚さ18mmの極サムギョプサルがすごい。

おいしいです。

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すいません、食べてから写真を撮ってないことに気づきました。
店内に貼ってあるポスターです(^^;

いいですよ〜。

おすすめです。

カントンの思い出 新大久保店 別館
http://r.gnavi.co.jp/e350500/

2011年8月18日 (木)

神保町 蔵出し写真

「トモロヲ・ネバー・ダイ」と書いてみたかった私が八橋壮太朗です。特に意味はありません。。

神保町の蔵出し写真がありましたので掲載。
蔵出しって言っても、まだ最近ですけどね。

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建設中の神保町三井ビルディング。完成したら、会計検査院が入るんだけども、もう出ていきましたね。


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元 博報堂本社ビル。今は取り壊されてますけど、そのあとは、何になるんでしょうか??

錦3-3ビルも取り壊されてますし。どうなっちゃうんすかね?あのへん。

2011年8月17日 (水)

「俺たち訴えられました! SLAPP裁判との闘い」烏賀陽 弘道、西岡 研介

目玉オヤジが大目玉を頂戴することを想像してみた私が八橋壮太朗です。

ようやく、前から読みたかった烏賀陽さんの本を読了。
「俺たち訴えられました! SLAPP裁判との闘い」烏賀陽 弘道、西岡 研介
アマゾン該当ページより引用

内容紹介
都合の悪い意見や批判を封じるための嫌がらせ訴訟(SLAPP)が横行している。その被告=被害者となったジャーナリストたちが、SLAPP裁判の実態や名誉毀損訴訟の問題点を検証する。
内容(「BOOK」データベースより)
都合の悪い意見や批判を封じるための嫌がらせ訴訟(SLAPP)が横行している。その被告となったジャーナリストたちが、SLAPP裁判の実態や名誉毀損訴訟の問題点を検証。嫌がらせ裁判の対象は、言論界だけでなく一般にも広がっている。
出版社からのコメント
【SLAPPとは何か?】
大企業や団体など力のある勢力が、それとは反対の意見を持つ人々の発言を封じ込めるために起こす、報復的、恫喝的なな民事訴訟のことをSLAPP(Strategic Lawsuit Against Public Participation)と呼ぶ。アメリカでは二五の州・地域にSLAPPの被害を防ぐ法律がある。

まずは、筆者のお二人がどういう人物かから。
共通して、新聞社の記者をされたあと、雑誌記者をして、その後フリーで活動されている。西岡さんは、神戸新聞→噂の眞相、週刊文春、週刊現代。烏賀陽さんは朝日新聞→AERA→ぱそ。そして、取材というかジャーナリズムに対するポリシーがとても近い、いや基本的なポリシーは当然のものとして、同じものをお持ちのようです。
ただ、下地としてお二人とも関西人で、大学まで関西にいた二人というのが、意外と大きいと思っています。

内容は、「強者が弱者を相手取って民事訴訟をする」という被害について書かれています。そして基本的に名誉毀損で訴えられるという話。対談形式というか、お互いにインタビューしているスタイルをとっています。構成は、まず西岡さんの被害。つぎに烏賀陽さんの被害。お互いの共通点や状況をおさらいしつつ、最後に「訴える側」の論理も聞こうということで、弁護士の矢田さんとの対談も収録されています。

もともと烏賀陽さんが雑誌「サイゾー」の記事のトラブルに巻き込まれて難儀していた(オリコン裁判)のをきっかけに、ときおり烏賀陽さんの動向をチェックしていたのがきっかけ。言論というか、取材とか記事のありかた、そもそもオリコンが訴えたということ、しかも出版社を相手取らずに取材を受けただけの烏賀陽さん個人だけを訴えるという不思議なことが、いったいどうなっていくのか気になっていた。でも、サイゾーそのものでもほとんど扱われてないし、他に伝えられているような感じもしない。そんな俺には読むこと必至な本。

これは読んで、本当によかった。

メディアの劣化についても「ピンからキリまでいる」というだけの話だ、というのが語られていたり、取材ってこうやろ?ネタ元を守るってこうやろ?みたいな話が多くて、メディア報道の実際を垣間見れる。ちなみに、どっちも関西弁なので、文章も関西弁です。

この本が濃厚になっているのは、間違いなく「訴える側の論理も聞いてみよう」ということで元検事の弁護士、矢田さんとの対談。それまでは、被害にあっている二人の当事者の会話で構成されているので、二人の主張はよくわかるし、とても勉強になる。でも、その上で、反対側の立場の人の話も出てくる。これは勉強になるで。

お二人の具体的な被害内容は、個人的にとても興味深いけど、この本で主張しているのは、やはり「強者が弱者を相手取る」ことで、経済的にも精神的にも深いダメージを受ける被害があるということ。法の抜け穴になっている部分であって、強者(たとえば企業とか、権力者とか)が個人を脅したり口封じする手段に使っているということ。そして、その被害は、筆者二人のようなプロ記者みたいな方だけでなく、市井の普通の人々にまで広がっている。しかも、そういう被害の解釈は、日本では全くされていないけれど、アメリカだととても強い民主主義の根本を脅かす被害だということで、反SLAPP法というのがちゃんとあるよ、と教えてくれている。

俺たち訴えられました!---SLAPP裁判との闘いBook俺たち訴えられました!---SLAPP裁判との闘い

著者:烏賀陽 弘道,西岡 研介
販売元:河出書房新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

2011年8月16日 (火)

ボランティアと経済効果

アナログ放送終了とともに、テレビを見るのもやめる、という声を複数聞いた私が八橋壮太朗です。地震が起こったらNHK、というのは不動のポジションだと思いますが。そこはどうするんでしょう。

さて、日経新聞が販促のために本紙を無料配布してました。我が家にも無言のポスティング。
どれどれ、自宅で読む日経なんて久しぶりだぞ。

目を通してみると、いつもどおりというか。
別冊で「日経PLUS1」というのも同封されていて、こっちにはビックリ。
1面がスイーツランキングとか。媚びすぎやろ。日経MJとかから引っ張ってきたんか?とか思っちゃうぞ。
もう、情報過多なんだから、いくらネットしないようなご家庭でも、いらんやろ…。
しかも、東京駅スイーツランキングと、新大阪駅スイーツランキング、だったかな。もう限界やろ、東京と大阪やっとけばいいみたいなのは。そんな、ものすごくゲンナリしたまま、2面を開くと、こんな記事がありました。

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ボランティアの経済効果は?

ボランティア(東北のガレキ撤去)の話。かいつまむと、次のような話。
「ボランティアのためと言えば休みやすくなった会社員」→企業も前向きに取り組んでいる
「ボランティアの人たちが寝泊りしたり食事したりするので地域にお金が落ちる」→経済効果が何兆円も!

俺は日経にそんな記事を求めてないんだよ。別の視点で教えてよ。

ボランティアって、何かの仕事を無償でやるわけで。それってダンピングみたいなもんやんか。労働価値を不当廉売みたいな。ニーズはあるけど儲からない、だから大丈夫、というふうに俺は考えてる。
(もちろん、ボランティアそのものを否定する気は全くありませんよ!)

こういうボランティア活動に対して、ふつうの経済活動のひとつとして組み込む方法、良いソリューションは無いんでしょうか。その仕事が必要だというニーズはある。ボランティアをしたいというニーズもある。ただ、誰も儲からないということになっている。でも、経済効果があるんでしょ?何兆円も。そこの儲かる人たちから、ファンドみたいなものを作るとかできないんでしょうか?基金とか作って、ボランティアを促進する。俺がポイントだと思っているのは、ボランティアやってる人たちも、何かしらの対価をちゃんと得なさいということ。それがお金だとイヤだという人たちも大勢いるとは思うんだけど、せめて何か別のものでもいいから、対価をしっかり得て欲しい。

「お金に変えられない対価」「プライスレス」の存在を、うまく昇華する方法が求められていると思うんですよね。
で、それってうまくできたら、ソーシャル時代にズババンとハマると思うわけです。
日本もチップを払う文化にしていく…みたいな話だとしたら、そのチップ文化をネットに組み込めば…!とか思うわけですよね。けっこうそんな声はよく聞くので、いまさら感も抜群ですが。ええ。

で、そういう話を日経にはして欲しいわけですよ。
経済効果がスゴイ!っていうんだから、そういう話を期待したいんですよ。
なんか、薄っぺらくないですか??

ちなみに、「ボランティアのためと言えば休みやすくなった会社員」の話って、一部の大手企業だけだろ?って思うわけですよ。もちろん、リーディングカンパニーが率先してやっていくべきだとは思うから、それを責める気はないけれど。これって「いまだに休む権利を行使させてもらえない日本企業」という話なだけで、「大手さんは余裕があっていいですねえ」というふうにしか見えないんだよな。
休みたくても休めない企業とかも出して、「いまだに休めない会社もあるので、改善されるべき」みたいな話にしておいてほしいね…。

2011年8月15日 (月)

サントリー 南アルプスの天然水

雑誌が次々と廃刊(休刊)しているのは、何かの兆候だと思う私が八橋壮太朗です。出版社の地位が高すぎるんだよな、きっと。

さて、蔵出し写真のご紹介。
日ごろ、私はサントリー天然水 南アルプスを愛飲しております。箱買いしております。
しかし。気づいてみれば、昔は「サントリー 南アルプスの天然水」だったんですねえ。
覚えてますか?大滝秀治さんのナレーションでCMやってたのを。たぶん。

昔、そのパッケージを撮影したものが発見されました!

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いやあ、なつかしい。

今は、サントリー天然水 南アルプスですね。
南アルプス以外にも、サントリー天然水 阿蘇(2003年~発売)、サントリー天然水 奥大山(2008年~発売)、があります。いつか飲んでみたいものです。あ、でも奥大山は、すぐに飲めるか。

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2011年8月12日 (金)

マルヴァージア デッレ リパリ パッシート

PowerBook 2400cユーザーだった私が八橋壮太朗です。

都内某所のとあるお店に連れていっていただいたときに、とても気に入ったワインがありました。
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マルヴァージア デッレ リパリ パッシート

白ワインですが、ぜんぜん白くないという…。
香りと口当たりがスバラシすぎて、しばらく香りだけで幸せな時間が過ごせます。
飲むのがもったいない。

いつか買うぞ!相模屋か!

2011年8月11日 (木)

「奥様お尻をどうぞ」@本多劇場

宝くじCMの「当たれば人生デラックス」というコピーよりも、「デラックス」をウマく使っているシーンを知らない私が八橋壮太朗です。西田敏行が言うってのもハマってる。スバラシイ。

さて、本日はケラさん×古田新太さんの「奥様お尻をどうぞ」を観てきました。場所は本多劇場であります。

公式サイトより引用。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ (ナイロン100℃主宰)[座長]古田新太 (劇団☆新感線)

公演企画第2弾!!
「この上なく狂暴、極めて不毛」と、2007年の演劇界に大きな衝撃を与え、
途中で席を立つ観客がチラホラだった「犯さん哉」のチームが、性懲りもなく4年ぶりに再集結!
前作とは異なるアプローチの作品を構想していたハズが、紆余曲折の末、 結局「前作と似たり寄ったりのデタラメをさらに徹底的にやる」という最悪の結論に!

出演:古田新太 八嶋智人 犬山イヌコ 大倉孝二 入江雅人 八十田勇一 平岩 紙 山西 惇 山路和弘

6月に観た「黒い十人の女」から一転、勢いで元気に楽しませてくれました!
デタラメがどうだとかいろいろ書いてあるわけですが、なんも気にしなくていいんです。
話のスジも、キャラも、忘れて目の前で繰り広げられるエンターテイメントにどっぷり浸かればそれで良し!ということであります。。
なんと楽しい時間だことか!
よーく汲み取れば、いろいろ汲み取れるところもあるんですけどね。
そんなことはどうでもいいはずなのです!
勢いと元気!コレだ!

古田新太さん身体張ってるな!ということ以外に思ったことを2つ。
ひとつ。平岩紙さんがめちゃカワゆい。
ふたつ。デタラメな芝居をやるってのは、こいつぁ大変だろうな。

書くべきことはこの2つかな…(^^;
つべこべ言わずに、過度な期待もしないで、勢いと楽しい時間を過ごす。
ただそれだけでいい。そういう内容でありました。。

プチ情報を書いておくのを忘れるところでした。
当日券は普通にあります。並ばなくても、前の方の席とか普通に買えました。
しかも空席ありました。
んで、一部の席に座っていると、途中で役者さんにいじられます。
いじられたい人は当日券かもしれない。
…でも待てよ。客席のほうに役者が来ちゃうってことは、座布団で当日券出すっていうのは、実はできないのかもしれないね!?当日券の席を、いつもより多めに確保してあるんじゃないのか??

2011年8月10日 (水)

「報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪」上杉隆 烏賀陽弘道

日本橋は「にっぽんばし」と読まずに「にほんばし」と読む畑の私が八橋壮太朗です。
日本橋(にほんばし)の近くに日本銀行(にっぽんぎんこう)があるという謎。

さて、久々の書籍カテゴリ記事となりました。

「報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪」上杉隆 烏賀陽弘道(幻冬舎)
アマゾンより引用http://www.amazon.co.jp/gp/product/4344982223/

内容紹介
安全デマを垂れ流し、多くの人々を被曝させた記者クラブ報道の罪は殺人に等しい。
3.11以降、日本人が自らを守り、生き抜くためのメディアリテラシーとは何か。
未曾有の国難が続く中、政府・東電の情報隠蔽に加担した記者クラブ報道の罪が次々と明らかになりつつある。「格納容器は健全に保たれている」「ただちに健康に影響する値ではない」という言葉を何の疑問もなく垂れ流し、結果として多くの人々を被曝させた罪。放射能汚染水の海洋投棄をやすやすと看過し、日本を犯罪国家に貶めた罪。記者クラブメディアが国を滅ぼしたのだ。この焼け跡で、日本人が自らを守り、生き抜くために手に入れるべきメディアリテラシーとは何か。
著者について
上杉隆  1968年福岡県生まれ。NHK報道局、鳩山邦夫公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者を経て、2002年よりフリージャーナリスト。ゴルフジャーナリストとしても活躍。2011年いっぱいでのジャーナリスト無期限休業を宣言している。自由報道協会暫定代表。近著に『この国の「問題点」~続・上杉隆の40字で答えなさい~』(大和書房)他。
烏賀陽弘道  1963年京都市生まれ。京都大学経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。三重県津支局、愛知県岡崎支局、名古屋本社社会部、「AERA」編集部などを経て、2003年に早期定年退社。1992年にコロンビア大学国際関係大学院に自費留学、国際安全保障論で修士号。近著に『俺たち訴えられました!』(河出書房新社)他。

烏賀陽大学に入学させていただいている身としては、読まなきゃいかんでしょう!買わなきゃいかんでしょう!
ということで、買おうと思いましたが、今回はリアル書店で買いたい気分になりまして、ちょっと家の近所で探してみました。

…ありません。売り切れているのか、幻冬舎新書をあまり扱っていないのか。どっちもか。そんな感じです。
たまたま神保町へ行く機会があって、東京堂書店本店とふくろう店を探してみましたが…ありません。
まだ発売してないのか?と思いつつ、一緒に探していた「リトル・ピープルの時代」宇野常寛(幻冬舎)も見当たらない。
芸も無く三省堂本店に向かう俺。
ありました。どっちも。幻冬舎、ぜんぜん置いてないんか?とか思っちゃった。まあ、宇野さんの本はブ厚いので、ちょっと見送らせてもらって。

ちょっと脱線すると、宇野さんの本は、カルチャーのひとつの受け止め方としてとても参考になると思って読みたい(純粋なファン心理のひとつとして参考になる)のであって、一部でスネオ主義とか言われてもしょうがないよなと思うのであります。東浩紀さんの立場には賛成だけど、弱者に辛く当たる感じがして東さんにはついていけないと感じております。正しいと思うのは東さんだけど、応援したいのは宇野さんかな。

さて、そんな東浩紀さんの名前もチョボチョボ登場する、「報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪」上杉隆 烏賀陽弘道(幻冬舎)であります。相変わらず「してやったり」なブックデザインby鈴木成一デザイン室の幻冬舎新書であります。

基本的には対談本なんです。対談かあ…なんて思ったのは最初だけ。変に論じられるよりよっぽど読みやすいし、トーンが伝わるので、対談本でよかったと思ったぐらい。あと、編集さんの仕事がけっこう大変やろなと。

ざっくり言って、「メディア報道ってこうなんだろうな」となんとなく思ってたことが、実例を元に具体的に書かれているといった印象。なんとなく感じていることでも、さすがにメディア報道の実際ってわからないものなので、ふむふむそういう実態なのか、と関心して読んでいけました。

俺の視点から読み取ると、大きく2つの「問題」と、背景にある日本人マインドが描かれている。
1つは、メディアの構造的問題。メディア自体の、それぞれの会社組織の問題点や、企業姿勢の問題。伝統芸能化しているメディアそれぞれの表現。だいたい扱う記事の内容はどこも同じ。競争するどころか、各社メモ合わせ。
もう1つは、そこにいる人材の問題。サラリーマン記者がどう教育されて、どう行動するようになるか。どういう記事が優秀で、採用される記事なのか。旧態依然とした取材活動しか考えず、会社に縛られたがり、保守的にしか行動しない。
そして、背景にある日本人マインド。それは「ミスは許さない、けれど嘘には寛容」ということ。そして、海外では逆であると思うよ、ということ。

そうそう!と思った。
この本を、勝手に要約すると、「マスメディアは問題だらけでどうしようもない。でも、その背景にあるのは日本人マインド。ミスは許さないけど嘘には寛容。これを変えていかないとだめだろうし、そこは変えられる可能性があると思いたい」。
その上で、さまざまな報道表現に対して、想像力を働かせて、記事を疑いながら読むきっかけを伝えてくれる本です。
めっちゃオススメです。買いましょう。読みましょう。

報道災害【原発編】<br>事実を伝えないメディアの大罪 (幻冬舎新書)Book報道災害【原発編】<br>事実を伝えないメディアの大罪 (幻冬舎新書)

著者:上杉 隆,烏賀陽弘道
販売元:幻冬舎
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2011年8月 8日 (月)

出口なし!@パルコ劇場

夏野菜が好きになってきた私が八橋壮太朗です。
CoCo壱の夏野菜カレーがおすすめです。

さて、今回は昔録画してあった三谷幸喜「出口なし!No Exit!」を見たという話。

PARCOプロデュース「出口なし!」@パルコ劇場
作・演出:三谷幸喜 出演:唐沢寿明、森口遥子、益岡徹、宮本信子

三谷幸喜のサイコドラマという新鮮味のある芝居。多重人格がテーマ。
唐沢寿明初主演の芝居だったかな。たぶん。
病院が舞台なんだけれど、当時「振り返れば奴がいる」の脚本を三谷さんがやっていたので、その流れで医者とか病院ものをやることになったんだろうな。

話は、売れない役者(唐沢寿明)がオーディションに呼ばれるところから始まる。宮本信子演じる精神科医が、様々な役を演じ分けられる人物を募集しており、そこに参加してみると、実は呼ばれたのは唐沢のみ。とりあえず演じ分けのテストを受け、見事合格。しかし、何のために演じる、演じ分けるのかをようやく説明される。益岡徹演じる多重人格者(病院の患者)の相手をすることだった。益岡徹は、多重人格として病院に入院しているのだが、それを受け入れられない。しかし、自分が病院に居る事実からは逃げられないため、「自分は精神科医だ」と思い込むようになった。そうして精神科医の人格で居続ける益岡徹が診察する相手として、唐沢が呼ばれたのだった。

実は唐沢も多重人格だったという話。多重人格者と多重人格者を合わせるというチャレンジングな診療方針を宮本信子が行っていたということ。あまりにも実験的なやり方で、しかも唐沢も益岡も、だんだん自分が実は多重人格であることを気づいていってしまうのが痛々しい。そういうお話。

このあらすじには書きませんでしたが、森口瑤子の魅力は年齢関係ないですね。すごいっす。

ともかく、このお話はダマし合いを面白いと思えるストーリー。登場人物それぞれが、どういう過去で、どういう思惑を持って行動しているのか。そこが面白い。もちろん、当時の三谷作品なのでいい感じに笑えます。いい芝居です。

2011年8月 5日 (金)

YEBISU BAR @神楽坂

ひとりで「甲斐谷忍先生まつり」状態の私が八橋壮太朗です。改めて作品を読み直そう。

さて、縁あって神楽坂のYEBISU BARにIN。
言わずもがなサッポロビール系列のお店になるわけです。
サッポロといえば銀座ライオン。
しかしYEBISU BARは入ったことがなかったわけであります。

お店も5月31日にオープンしたばかりという、神楽坂店。

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やっぱり、ビールに最適な食事ができます。

ヱビス<ザ・ブラック>、ヱビス スタウト クリーミートップ、あたりです。最近好んで飲んでいるヱビスは。。

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ビアカクテルもおいしい。YEBISU BARに来ないとなかなか飲めないシリーズ。
お店もあたらしくて雰囲気もいいし、おすすめです。
ただ、店ができたばかりなのでお店の対応は、まだ期待しないで行きましょう。
今回行ったときは、けっこう対応良かったですけれど。
店の雰囲気的にはベテラン店員さんがいっぱいいないと、マッチしないかもしれないなあ。

ともかく、また行こうと思うお店でした。
ランチもやっているらしいので、昼もいいかも。

2011年8月 3日 (水)

iPod nano まさかの…

目黒と目白の関係性を教えてほしい私が八橋壮太朗です。

初代iPod miniは、日本で売ってない頃に並行輸入店で買ったけれど、音質がサッパリな上に、すぐに放電しちゃうっていうんで、iPod nanoが出たらすぐに買いました。

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そう、コレ。初代iPod nano。
なんと新品…。
バッテリー交換プログラムというやつで、アップルストアに渡したら、バッテリー交換じゃなくて本体交換になって新品とお取り替えになりました。

2005年9月に発売のiPodが、2011年に新品で手に入るなんて、なかなか無い話で。
無駄にインパクトある。
鏡面仕上げなピカピカ新品状態。

しかも、バッテリーが違うわけで。電池も持つ!
もし持ってる人がいたら、交換することをおすすめします。
ちなみに、新品になるんで、iTunesと同期からやり直し。データ入れ直し。
いいよこれ。。

2011年8月 1日 (月)

音楽劇リタルダント@パルコ劇場(2回目)

日本橋を自転車で通っていたら、「ダンナ!ダンナ!」と呼び止められたことがある私が八橋壮太朗です。職務質問されただけなんですがね、ええ。

音楽劇リタルダント、再び。今回は、いつもどおりネタバレ気にせず書きますので、そこんとこよろしくお願いします。東京公演は終わりましたが、名古屋と大阪公演はこれからなので、これから見るって人は、基本的に読まないように。そういう内容のお芝居であります。

リタルダント公式サイトより引用

作:中島淳彦 演出:G2
音楽:荻野清子
出演:吉田鋼太郎、一路真輝、高橋由美子、伊礼彼方、松下洸平、市川しんぺー、山崎一

音楽雑誌の編集長とその妻は、ワケありの新婚一年目。
やっと生活が落ちつきかけた頃、夫が若年性アルツハイマーと診断される。
妻に想いを寄せる後輩、夫と一度だけ過ちを犯した部下、
父親の再婚を許さない前妻の息子に、その性格からか妙に屈折した妻の兄。
微妙な人間関係が共鳴する不協和音のなかで、聞こえてきたメロディーは?
最愛の人が壊れても愛したい、愛し続けたい。


やってきましたパルコ劇場。前回見たときは、最後の最後で大きめの地震があって、とてつもなく怖かった。肝心のシーンで集中できなかったこともあり、今度はしっかり堪能させていただきましょう。

ストーリーは一度見ているので余裕をもってみれました。
結婚して半年で旦那がアルツハイマーになる。旦那は2度目の結婚なんだけど、どんどん記憶が保持できなくなって、前妻の名前しか口から出てこない。今の妻に、前妻の役を演じさせてしまう。妻は、もう旦那から自分を認識してくれていないのではないかと思ってしまう。しかし、あることをキッカケに、しっかり妻を愛していることがわかる。毎日の出来事を忘れないために、いつも書いているメモ。その大量のメモには、妻の名前がいつも書かれているのであった。
冷たく短縮すると、そんな話。

うまくリスペクトした表現がみつからないので、悪い言い方みたいで不本意なんだけれど、あんなにうまく「泣き落とし」しにくるストーリー、演出はいままでで一番。マッサージ産業に成り下がった映画は多いけど、リタルダントは違います。薄っぺらい、見え透いた泣き落としではありません。これだけドストライクに揺さぶりをかけてくれる話も演出も、なかなかやろうとすると難しいはず。初回は地震さえなけりゃ、涙ものでした。だから内容をあまり知らずに見に行ったほうがいい。俺は二回目でも泣きそうだったけど。

ほんとうに感心するのは、演出のバランスの良さ。劇中に歌うのはあんまり受け入れないほうの俺でも、リタルダントは、とてもしっくり来ました。重い話なのに笑える部分も多くて、堅苦しさもない。現実離れしてるわけでもないし、リアルすぎることもない。あの味付けは絶妙すぎる。大絶賛。間違っても中途半端なのではない。キッチリ、いいトーンが作られている。

さて、せっかく2度目なので、なにか変化があるかなと思って見てたら。細かいところで、意外と違います。アドリブけっこうありました。役者さんたちが生き生きするので、いい試みだなと。
今回、それどころじゃないぐらいパワーアップしている役者さんがおりました。高橋由美子。彼女の役どころは、なかなか難しい。あんまり目立ちすぎてもどうかなみたいなところもある役なんです。初回見たときは、吉田さんと市川しんぺーさんとの関係が、さらに深みを見せてくれていましたが、今回は高橋由美子さんですね。心情がものすごく伝わる。今日は光ってた!

ひとつ、最近気づいてきたことだけれど、俺は同じ芝居を2回見てもなかなかハマれないタイプです。やっぱり初見の醍醐味は大きい。しかも、それが公演初日とかであれば、役者さんたちも緊張感があってガチっぽさが出てきます。まあ、いつもガチでされているとは思いますけれどね。公演終了日の前日とかに見ると、余裕が出てたり、コナしてる感じがけっこう感じられるものです。緊張感の持続は、最大の課題なんでしょうね。リタルダントも、公演初日に見られてよかったです。

さて、猫のホテル12月の新作情報、新しく入っております。
楽しみであります。
「わたしのアイドル」(仮題)
Panf1

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