« カントンの思い出 新大久保店 別館@大久保 | トップページ | 「アフォーダンス ― 新しい認知の理論」佐々木正人 »

2011年8月22日 (月)

笑の大学@青山円形劇場(1996初演)

サントリー天然水シリーズ3つ「南アルプス」「奥大山」「阿蘇」すべてを制覇したい私が八橋壮太朗です。
やるなら通販か…?

さて、昔の芝居録画シリーズが我が家にはあるわけですが、今回は三谷幸喜作、山田和也演出の「笑の大学」初演をNHKが収録・放送したものであります。
今年の12月に、三谷幸喜作、西村雅彦&近藤芳正の二人芝居という同じ組み合わせで新作「90ミニッツ」が予定されているとのことで、楽しみであります。チケット取れないんだろうけどさ。。山田和也さんは演出しないんですね…。

さて、はじめてかもしれないwikipediaからの引用で、概要をご紹介。ついにウィキペディアを引用してしまう…。

引用:笑の大学@wikipedia

脚本:三谷幸喜 演出:山田和也
出演 西村雅彦(向坂睦男。警視庁保安課検閲係)、近藤芳正(椿一。劇団『笑の大学』座付作家)

舞台は昭和15年。日本は戦争への道を歩み始めていた。国民の娯楽である演劇は規制され、警察で台本の検閲を受けなければ上演できない。そんな時代に、生まれて一度も心の底から笑ったことがない検閲官・向坂睦男と、劇団「笑の大学」座付作家・椿一が警視庁の取調室で出会う。向坂は「このご時世に、低俗な喜劇など不謹慎であり上演する必要などない」と考えているため、“笑の大学”を上演中止に持ち込むべく、椿の台本に対して「笑い」を排除するような無理難題を課していく。しかし、椿は何としても上演許可を貰うため、向坂の要求を飲みながらも更に「笑い」を増やす抜け道を必死に考えていく。

この作品は時代背景や二人の対立軸が良く、評価がとても高い。もちろん私も好きな芝居であります。
なんせ「石川三十五右衛門」は劇中、椿一の作品に出てくる登場人物で、石川五右衛門の7倍手ごわいということで紹介されているのであります。

検閲をする役の向坂(西村雅彦)はカタブツだけれども、喜劇作家の熱意と作品に押されて、どんどん人間味が増してくる。そして、検閲される芝居の台本を提出する役の椿(近藤芳正)は、どんなに修正を指示されようとも、喜劇を作る、より面白くするという姿勢を貫き通す。本来、相容れないハズの二人が、何度もぶつかり合ううちにお互いを認め合っていく。いつ徴兵されてもおかしくないような日常の中で、自らの生業にまっすぐな二人が思いをストレートに行動していこうとする。そこがアツい。

台本を提出して、検閲されて、修正指示を出される。そんな日が何日も続き、だんだん心情を相手にぶつけていくようになる。気持ちの吐露が、そのセリフが、二人芝居という緊張感の中で発せられる。これは映画版では得られないんですよ。映画は映画で良かったですが。。

んで。

作品としてスバラシイのはもちろんですが。

どこかで読んだ話を加味すると、当時、三谷さんが作品を書きたいように書いても、大人の事情で修正を食らったりしていたのがベースなんだと見てとれます。まあ、最近は三谷さんの本にダメだしするような人はもう居ないんでしょうけど。大人の事情みたいな形で。

だから、劇団の座付き作家「椿一」は、三谷さんそのものだと思って観ると、さらに味わい深いものがあるわけです。面白いものを書いても、アレはダメ、コレはダメ、こういう人物を入れてくれ、ソレは不自然だ、なんていろいろ言われていたのでしょう。

こういう本人の体験や思いがガッツリと反映されているので、その気合というか錬成度はハンパではありません。
何回見たことか…。

12月に予定されている「90ミニッツ」も、楽しみ。
Panf2

« カントンの思い出 新大久保店 別館@大久保 | トップページ | 「アフォーダンス ― 新しい認知の理論」佐々木正人 »

芝居」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/472600/40853797

この記事へのトラックバック一覧です: 笑の大学@青山円形劇場(1996初演):

« カントンの思い出 新大久保店 別館@大久保 | トップページ | 「アフォーダンス ― 新しい認知の理論」佐々木正人 »

リンク

フォト

VCおすすめ

  • ロリポップってエンジニアが優秀なんですよね。
  • じゃらんは優秀です。振り返ってみればだいたい使う。
無料ブログはココログ