« おにぎり 旗揚げ公演「斷食」@座・高円寺 | トップページ | 焼きとん屋とんべえTONBE@秋葉原 »

2011年2月 8日 (火)

葛河思潮社「浮標(ぶい)」@吉祥寺シアター

最近、自分が頑固だということにようやく気がついた私が八橋壮太朗です。

どんなにチケットを申し込んでも取れなかったのが、長塚圭史の新しい演劇プロジェクト葛河思潮社の第一回公演「浮標(ぶい)」。吉祥寺シアターに初めて行きました。なぜチケットが取れなかったのか納得の席数。スズナリにバルコニー席をつけたぐらいと言えばいいのでしょうか。腑に落ちました。

この公演、目当ては田中哲司と大森南朋。役者さん目当て。でもね。そこは長塚さんですよ。斬新な演出と、前のめりになって必死に汲み取らないと頭に入らない作風で煙に巻いてくれるのじゃないかという期待がありました。

あまり長く書く気はしない芝居でした。
ステージが砂の箱舟状態なのは斬新でしたが。

だって4時間だよ。休憩2回だよ。そしてやっぱり重たいよ。ケラさんの演出する重さから、インパクトを引いて、役者だけの力で凌いでいる。

実はいろいろ言いたいことはあるんだよ。

これは言っておこう!と思うものを列挙することで、この公演は消化しよう。

・感動的な原作
・役者の演技がスゴすぎる。
・とくに主人公役の田中哲司。すげぇよアンタ。アンタ目当てで見に行って、しっかりボールを投げ返してくれた感があるよ。
・役者さんたちは、みんなしゃべり方が明確に違っていて個性がより明示されていた
・藤谷美紀さんがヨメさんって、ええなあ…
・山本剛史と大森南朋は、キャラ立ちがしっかりしててよかった。というか、全篇にわたってみんなキャラ立ちしないような演出意図があるのかと思うような気がしたけどね。
・Not楽しい、Not面白い、but感動。
・田中哲司のパワーで泣けるんだけど、それを阻むような何かが全体的に存在する。
・それが原因だろうけど、一緒に見た友人は激怒して帰っていきました。「こんなん芝居じゃねぇよ!」
・ということで人を選ぶ芝居ですね。
・スタッフちょーいい対応。
・椅子がめちゃいい。4時間イケる。

オレは感動しましたけど、そうじゃない人の意見もわかるという、難しい状況です。
終盤、ヨメさんを助けたい主人公の振る舞いは、とてつもなく感動を誘います。
でも、それまでに感情移入をなかなかさせてくれないのが歯がゆい。

いろいろ考えて、この芝居を一言で表すと
感動的な原作。
これに尽きます。

« おにぎり 旗揚げ公演「斷食」@座・高円寺 | トップページ | 焼きとん屋とんべえTONBE@秋葉原 »

芝居」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/472600/38770474

この記事へのトラックバック一覧です: 葛河思潮社「浮標(ぶい)」@吉祥寺シアター:

« おにぎり 旗揚げ公演「斷食」@座・高円寺 | トップページ | 焼きとん屋とんべえTONBE@秋葉原 »

リンク

フォト

VCおすすめ

  • ロリポップってエンジニアが優秀なんですよね。
  • じゃらんは優秀です。振り返ってみればだいたい使う。
無料ブログはココログ