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2011年2月28日 (月)

「カリスマ」「CURE」@早稲田松竹(黒澤清特集)

電車は花粉の運び屋だと叫ぶ私が八橋壮太朗です。

早稲田松竹に行ってきました。黒澤清監督特集が目当てです。
まずまずの客入り。

最初は「カリスマ」。
池内博之の存在感がいい。

次は「CURE」。
やっぱり、うじきつよしいい。荻原聖人もいいけど。俺はうじき。

そんなことしか書きませんよ~。
なんか書くとヤブヘビになりそうなのが黒澤清監督映画。
・語り過ぎない
・緊張感と葛藤の持続
これでしょう。一般的なメジャーな作品にも欲しいと思うのは。
おかしくて笑えるシーンがあるのも嬉しい。

2011年2月27日 (日)

劇団イナダ組「第3柿沼特攻隊」@紀伊國屋サザンシアター

花粉症の新しい名称を募集中の私が八橋壮太朗です。

いってきました。劇団イナダ組「第3柿沼特攻隊」@紀伊國屋サザンシアター。
当日券。

役者さんいっぱい。
お話も演技も、いいと思う。感動的な作品。
でも、全体としては疑問符がつく。

なんでだろう。
そうだ、演出は好きではない。
登場人物それぞれの事情をもったいぶる割に、簡単に言葉で説明しちゃう。
せっかくの役者さんたちの魅力が半減。
何か近いものがあるとしたら、情報バラエティ番組で挿入される再現ビデオのような印象がある。

それでもこの芝居が評価されるべきなのは、
あれだけの役者の数を使った芝居をつくるのが難しいだろうからだ。
猫のホテルも、ヨーロッパ企画も、あの役者数でシナリオ組んで得んしするのはハードルが高いのに、キッチリ楽しませてくれるから、すごいんだよな。

今回のイナダ組は、全く感動移入できなかった。
距離を置いて「うまく作ってるな」と思うのだけど。
それでは、満足できない自分。
伝統芸能を見ているのではないのだから。

2011年2月19日 (土)

焼きとん屋とんべえTONBE@秋葉原

Twitterで、うっかり市川しんぺーさんをフォローしてからファン心理について考えるようになった私が八橋壮太朗です。
ちなみに私のファン心理は、けっこう冷めてるほうかもしれません。仮に本人がどんなに嫌なやつでも役者としてはファンですね。いや、そんなこと言ったら失礼か。いい人です。たぶん…いや間違いなく。

さて、秋葉原にある居酒屋「とんべえ」に行って参りました。
場所はヨドバシカメラの裏ぐらい。昭和通り沿い。ビルの地下。同じビルには焼肉食べ放題でおなじみの店「大酋長」が入っております。

広さは小さめのコンビニぐらいのサイズ。キッチンを囲むカウンターと、4人席のテーブルが8~10ぐらい。そして入り口はボトルキープでいっぱい。

ここ、人によっては入りびたるだろう。

キンミヤ焼酎で黒ホッピーが飲める。
1品1品が安いのに、けっこう量がある。味もいい(混んでなければね…)。270円の安居酒屋と比較したら怒られるぜきっと。ボリュームは倍、味も手作り感満載。
「朝挽き」という新鮮なレバ刺しやタン刺しが楽しめる。
酒のラインナップも、よくこの価格帯の店で揃えてくれていると思う。

ここは酒飲みの人のための店。間違いない。

マジでケチ臭くないのがいい。キャベツもデカイし、エイヒレなんて厚くてデカイのが8切れぐらいあったんじゃないか。串焼きもデカイ。

飲み屋に行くのが好きな人は、1度は行ってみるとよいです。
↓Webに載ってないけど、店においてあるメニューにはキンミヤ焼酎とか普通に書いてあるので、実際に行ってメニューを確認されたし。

焼きとん屋とんべえTONBE
http://www.tonbe.jp/

2011年2月 8日 (火)

葛河思潮社「浮標(ぶい)」@吉祥寺シアター

最近、自分が頑固だということにようやく気がついた私が八橋壮太朗です。

どんなにチケットを申し込んでも取れなかったのが、長塚圭史の新しい演劇プロジェクト葛河思潮社の第一回公演「浮標(ぶい)」。吉祥寺シアターに初めて行きました。なぜチケットが取れなかったのか納得の席数。スズナリにバルコニー席をつけたぐらいと言えばいいのでしょうか。腑に落ちました。

この公演、目当ては田中哲司と大森南朋。役者さん目当て。でもね。そこは長塚さんですよ。斬新な演出と、前のめりになって必死に汲み取らないと頭に入らない作風で煙に巻いてくれるのじゃないかという期待がありました。

あまり長く書く気はしない芝居でした。
ステージが砂の箱舟状態なのは斬新でしたが。

だって4時間だよ。休憩2回だよ。そしてやっぱり重たいよ。ケラさんの演出する重さから、インパクトを引いて、役者だけの力で凌いでいる。

実はいろいろ言いたいことはあるんだよ。

これは言っておこう!と思うものを列挙することで、この公演は消化しよう。

・感動的な原作
・役者の演技がスゴすぎる。
・とくに主人公役の田中哲司。すげぇよアンタ。アンタ目当てで見に行って、しっかりボールを投げ返してくれた感があるよ。
・役者さんたちは、みんなしゃべり方が明確に違っていて個性がより明示されていた
・藤谷美紀さんがヨメさんって、ええなあ…
・山本剛史と大森南朋は、キャラ立ちがしっかりしててよかった。というか、全篇にわたってみんなキャラ立ちしないような演出意図があるのかと思うような気がしたけどね。
・Not楽しい、Not面白い、but感動。
・田中哲司のパワーで泣けるんだけど、それを阻むような何かが全体的に存在する。
・それが原因だろうけど、一緒に見た友人は激怒して帰っていきました。「こんなん芝居じゃねぇよ!」
・ということで人を選ぶ芝居ですね。
・スタッフちょーいい対応。
・椅子がめちゃいい。4時間イケる。

オレは感動しましたけど、そうじゃない人の意見もわかるという、難しい状況です。
終盤、ヨメさんを助けたい主人公の振る舞いは、とてつもなく感動を誘います。
でも、それまでに感情移入をなかなかさせてくれないのが歯がゆい。

いろいろ考えて、この芝居を一言で表すと
感動的な原作。
これに尽きます。

2011年2月 7日 (月)

おにぎり 旗揚げ公演「斷食」@座・高円寺

「ウコンの力」6缶パックを西友で買うようになった私が八橋壮太朗です。

千秋楽を見てから、しばらく経ってしまいました。「おにぎり」は村木仁、市川しんぺー、池谷のぶえによる新しいユニットだそうで、今回はその旗揚げ公演「斷食」を見てきました。場所は座・高円寺。そう、高円寺です。

陰ながら応援している市川しんぺー氏が新ユニット!と思って、駆けつけてみました。

いやね。3人で旗揚げと言っているだけあって手作り感が微妙に垣間見れるわけです。小道具とかハケさせる人とかいなくて、役者が自分で片付けたり。でも!逆に言えばそれ以外は(いろいろ制約のある中でやってる感じはしたけど)全くシッカリされている。芝居の中身もキッチリ。まずはそこに感動しました。経験豊富な大人が新しくものをつくろうとすると、いろいろ大変だとは思うけれども、初回公演という、のっけからちゃんとした公演ができちゃうんだな、と。熱意だけじゃだめなんです。熱意だけでちゃんとしてない芝居も見たことあります。おにぎりは違います。いろんな制約の中で、ちゃんと熱意が芝居にこもってるし、我々観客に見せたい、伝えたいという姿勢が、コンパクトだけど濃密に存在していました。千秋楽ということもあって、カーテンコールで村木さんが泣き出してました。さすがにこっちももらい泣きするよそりゃ。熱い大人って、青春な熱血より感動するんだぜ。

で、芝居が面白いんですよ。こんなにうれしいことはない。陰ながら応援しててもピンと来ないときは辛口に語る身としては、これは本当にうれしい。
話も、演出も、演技も、ものすごくまとまってた。
きっと、役者さんたちは旗揚げということもあって、何が良くて何が悪くて、どう評価されているのかが、とっても気になってると思うんだけど、全く悪いところなんてないし、すごく満たされる芝居でした。
唯一、「おにぎり」らしさって何だろう、このユニットのテーマとか、トーンとか、テイストとかって何だろうというのだけがナゾのままかと思いましたが、それは置いておいてバッチリ楽しませていただきました。

話は、主人公の母親が病気になったときのために保険として作られていたクローンがいる、母親が死んでしまってクローンをどうするかということになり主人公が引き取るところから始まる。
クローンで近未来的な話と思うでしょ?でもこの芝居に全く未来感はありません。どちらかというと昭和感すら漂う演技というか配役というか演出。好きです。いいよ、このトーン。
ステージをちゃんと広く使った、動きのある演出、テンポのいい展開。文句なしです。

そして今回も、改めて市川しんぺーさんは、いい役者だと感心してしまいましたよ。
あんなにメリハリが効いていて、間を持ってる人はおらんがな。音楽やってる人みたいなセンスがあると思う。
思うっていうかフォークのCD出してるんだよね、、。
この人の持ち味は、味とかクセとかあるのに、記号性も兼ね備えてることだと思うんだよな。

今度、グローブ座である芝居で、ヨーロッパ企画とのカラミが見れそうなので、これは必見なのだ。

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