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2010年4月11日 (日)

「ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか」青木高夫(ディスカヴァー携書)

やたら本を読んでいる八橋壮太朗です。

今回は、「ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか」青木高夫(ディスカバー携書)です。

この本でいちばん魅力的だったのは、表紙の折り返しのコピー。

1998年長野オリンピック、日本のスキージャンプ陣は
ビッグジャンプを連発し、輝かしい結果をおさめた。
その直後、欧米人が主導する国際競技委員会は新ルールを導入、
日本人ジャンパー達は不振の時代を迎えた……。
「ずるい!」「またかよ!!」
なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか?
この苦々しい思いから脱却するにはどうすればよいのか?

この「またかよ!!」の状態に、よく陥る。そうだよな、そうだよな、という本。

ルールは決めるもの、使うもの。昨日読んだ「徹底抗戦」堀江隆文(集英社)を読んだ直後なだけに、ホリエモンはルールに従ってやりすぎたから、ルールを決める側の多数の人たちから反発を食らったんだろう。

ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか (ディスカヴァー携書)

買ったきっかけ:
友人からのいただきもの。電車の車内広告で注目していたディスカバー21から出ている本。最近「電子書籍の衝撃」佐々木俊尚 の電子書籍販売の影響でサイトが落ちたりしているらしいけど、とりあえず、手に入れた初のディスカバー本となりました。

感想:
まさに感じていたことを具現化してくれた本。ルールを正直に守ることに、どれだけ意味があるのか。それはルールなんて破ってもいい、と言っているわけではない。ルールって、誰がつくったの?何のためにつくったの?それって誰かに有利だったり不利だったり、想定外の穴があったりするんじゃないの?そんな考え方を、もっとしたほうがいいよ、というのがよく分かる。

おすすめポイント:
裏表紙の折り返しによると、筆者は本田技研工業に勤務する人で、実業でのアイデアを求めていろいろ活動している人だそうだ。そのためか、『机上の空論』の真逆で、実例をふんだんに踏まえている。海外でのビジネス経験が多いらしく、日本と欧米の摩擦や、ルール作りから喧嘩が始まる欧米流の考え方が中心。
この本のミソは、ルールとプリンシパルの違いについて、だ。この概念を知るだけでも、この本の価値はある。

●ルール
行動が準拠すべき、または準拠することを要求されるプリンシプル。
「行動に関する規定」
●プリンシプル
理性や行動の基礎となる、基本的な心理・法律。
「行動に関する原則」「自分の流儀」
◆ルールは考え方の違う人や組織の間に適用されることが想定されているようで、参加した人は守るという”他律的な指向”が強い

…このことを言うための本と言って、間違いないと思う。

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