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2008年10月31日 (金)

おもしろいもので

新しいMacBookのデモンストレーションをヨドバシカメラで見ました。クリックボタンがなくなったり、複数の指を使うインタフェースが特徴のようですが、その説明を聞いていて気づきました。

あたらしいインタフェースの説明は、文書でも本でも映像でもわかりづらい。実際にやってみせるのが一番。おもしろいもので、なんとアナログな世界。魅力的な体験を武器とする戦略とでも言えましょうか。人がやっていると自分もやりたくなる。隣の芝生は青く見えるというヤツでしょう。

インタフェースといえば、たまに見かける記事。
「コンピュータのインタフェースはマウスを凌ぐデバイスが開発されていない。いまだにマウスを使っているのは古い。新しいデバイスの開発が遅れている。」
こんな趣旨の記事があると、私はイラっとなります。優秀な道具だからこそ、マウスがこれだけ使われているのだということだ。箸やスプーンと一緒なのだ。クラウドコンピューティングなんていう考え方が出てきているというのに、コンピュータのインタフェースだけを考えてもしょうがないのだ。ケータイの番号が11桁になったとき、そんな長い桁数の番号なんて覚えられないよ、なんて言ってたのは10年ぐらい前でしょうか。いまや番号を覚える必要すらなくなりました。電話番号を使ったデバイスだったケータイは、どう数字を入力するかを突き詰めることまで必要ではありませんでした。メモリー機能や赤外線通信機能などで補完されて、使い方そのものが変わりました。マウスも同じでしょう。そもそもポインティングが必要なのか、とか、コンピュータをどう使うシーンが多いのか、とか、そういった次元の話になっていると思うのです。

マウスのボタンは1つだけ、という時代もあったマックですが、おもしろいもので、いろんなアクションを駆使して使うようになってしまったようです。

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