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2008年9月29日 (月)

悪夢のエレベーター@シアタートラム

「悪夢のエレベーター」の感想であります。

見終わってから1週間ほど経ってみて、この芝居を見に行ったきっかけがハッキリしました。吹越満×片桐仁。この組み合わせが気になる。もうひとつは、4人芝居ということ。少人数の芝居は役者ひとりひとりを存分に味わえるのです。そして、場所がシアタートラムというのも外せません。いままでシアタートラムで見た芝居は、どれも満足度の高いものばかり。ステージを近くに感じることもできるし、不満だったことがない。付け加えれば、ダンカン演出というのも気になったところ。笑福亭鶴瓶がキッチリ落語に挑むように、ダンカンもストレートに芝居を成立させてくれるような期待がありました。興味が沸く理由がこれだけあれば、見るしかありません。

さて、開演。初見となる吹越満さん。ワンマンライブは濃すぎる気がしてなかなか手が出せなかったのですが、やはり動きがヤバイぐらいイイ。芝居を引っ張る存在感はあるのですが、いい意味で前に出すぎなくてしっかりとしたパフォーマンスをやってのけています。がんばっているように見えないのに実は頑張ってるタイプなんでしょう。ソツなく演じています。一方の片桐仁さん。いつものギリジンです。基本は親近感がある普通の人を演じていますが、別でビルの管理人の役もやっています。こっちは飛びぬけてナメてるコント的なキャラで演じています。ここで片桐仁ファンを裏切らない絶好の役を与え、観客を楽しませる。こんな嬉しい演出をしてくれるダンカンさんに拍手。メリハリをつけつつエンターテイメントを忘れない。客に楽しんでもらいたいという強い姿勢が感じられます。見せ方が上手いなあ。高橋真唯さんは、女子高生な衣装に釘付けです。ダンカンがラブコールを送るのもうなずける。照明が強くて衣装が透けて見えたのでついつい目線が行ってしまう。ああ、いかんぞ。

全体的に、いいトーンで演じられている好きな芝居です。ストーリーも小劇場にピッタリな内容で、込み入りすぎてないけれど、いろいろ先を読みながら面白く受け入れられる作品。いい。

千秋楽ということで、ダンカン先生や原作の木下先生も登場。ダンカン先生が緊張していて、逆にこっちがビックリ。いい作品にしてるんだから、緊張しなくてもOKなのに。この芝居は作り手の状況が分からなくても十分楽しめる、しっかりとした作品ですが、こぼれ話がいろいろ聞けて、よりいっそう楽しめました。

しばらくは、吹越先生に注目してみようかな。

2008年9月 1日 (月)

KKP#6 TRIUMPH @本多劇場

KKP#6 TRIUMPH @本多劇場

なにをいまさらですが、KKP=小林賢太郎プロデュースということで、ラーメンズのひとり、小林賢太郎さんが手がけるトライアンフを見てきました。

楽しい。面白い。しかも音楽がFPM田中知之。ちゃんと曲も意識してましたが、やっぱレベル高い。そして変にカキワリ小芝居が笑えます。基本は、コントとイリュージョンを織り交ぜたショウということなんですが、新しい形式の舞台なので見る側としても、どう見ていいのやら少し戸惑いもありました。夢というかファンタジー要素が少しある世界観で、そこは前作TAKEOFFにも通じる良さだと思います。それに、どうにか楽しませよう、いいショウにしようという工夫のあとが見られます。やたらキッチリしている部分もあれば、カキワリのようなトビラとかがあって、手を抜いているのか作りこんでいるのかアンバランスな感じもしましたが、基本は良くできるところは積極的に良くしていこうという姿勢が伝わるものでした。

しかしあえて言おう!5千円は高いよ小林賢太郎さん…。チケットがなかなか買えなくて、前から10列目ぐらいだと手元の手品がよく見えなくなるぐらいなんだから、せめて後ろ半分の席は半額だよ…。

小林賢太郎をリスペクト。なんとか新しい舞台を形にしようと試行錯誤している姿をあたたかく見守る。そんな視点を持った、今回のKKP。客に媚びるのも避けたいけれど、わが道を行くのも難しいところ。きっと次回も楽しませてくれることでしょう。

今回が初めての小林賢太郎だという人は、どれぐらいいるんでしょうか。ぜひ別の機会でも見ることをおすすめします。

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