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2008年7月20日 (日)

ほしのこえ/雲のむこう、約束の場所

ちらっと気になっていた作品をまとめてレンタル。新海誠作品というのは、どういうものなんでしょうか。

「ほしのこえ」
まずは、ほしのこえから。お、背景とか光の描き方がいい。よく見かける作品だと、キャラクターばかりが重要視されて描かれている気がするけども、これはそうじゃない。それだけに、人物像だったりストーリーに意識がはたらく。私の趣味には入らない作品だけども、ハイアマチュアとかセミプロという感じの創り手たちには、とても受け入れらるのだろう。よく知らなかったとは言え、ロボットみたいなのが出てきた瞬間、「あれ、ロボットアニメなの?」という衝撃がありました。どうしてもロボットアニメって、ひとそれぞれのバイアスがかかった見方をしてしまうものなんでしょう。そんな発見がありました。

「雲のむこう、約束の場所」
やっぱり背景の絵は良い。被写界深度が狭い絵が多く使われていて、絵を少しでも動かすという方針のようだ。そのため、立体感、空気感がうまく醸成されている。描きたい内容は汲み取れるけれど、エンターテイメントとしてはどうなんだろうか。抽象的や表現が多いのに、突然具体的なものが現れる。主に場所。総合的に見て、いろいろな意味で、難しい。もう少し感情移入させないと、後半の話で盛り上がれない。独白と、第三者の視線と、あまり区別させてくれない気がする。すごく辛口な文章になってきたけれど、もっといろんな人と一緒に仕事したほうがいいんだろうなあ。

この記事を書くために少し検索してみたら、なんだ、無料で見る方法がけっこうあるのね。レンタルしなきゃよかったかも…

2008年7月13日 (日)

道元の冒険(@シアターコクーン)

道元の冒険(@シアターコクーン)

なぜチケットを取ったのか、よく思い出せないままコクーンに行ってきました。席は2階の後ろのほう。いやー、あいかわらずステージが遠いのおおお。

さて、長い芝居のはじまりはじまり。ポスターやチラシで、前から分かっていたけれど、みんな坊主姿なので、遠いから役者の区別がつくまでに時間がかかりました。阿部寛さんはデカイからいいんです。わかりやすい。だんだんしゃべるようになって、区別がつくようになりました。あと、栗山千明さんはキレイなのですぐわかりました。あ。栗山千明さんが初舞台だという話で、チケットを押さえた気がします。そんなにファンだったのか俺?と自分で自分にツッコミつつ、遊びを入れたライトな歌劇パートを楽しみます。なんだか、手作り感覚いっぱいのお芝居ですねコレ。

感想その1
面白いけど、パンフレット読んで、あらすじを先読みしないと楽しみづらい。なれない用語も多いので、セリフが聞き取りづらい。

感想その2
北村有起哉さんイイ。こっそり前から気になっていました。横山めぐみさんは声がやさしい。木場勝己さんいきいきしてました。もっと見たい役者さんです。

感想その3
やっぱりコクーンは観客に対しての不快さが際立つ。芝居中に、なんか食ってるし。ケータイいじってるし。かばんとか袋とか、豪快に音を立てまくる。何をするにも、ちょっとは気を使ってる感じが無いことが不快の最もな原因…。

なかなかいい芝居でしたが、もう一度見に行ったり人にすすめたりする印象ではありませんでした。高いしね…。
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_08_dogen.html

審判員は来なかった(ペンギンプルペイルパイルズ@シアタートラム)

審判員は来なかった(ペンギンプルペイルパイルズ@シアタートラム)

劇場の規模の割りにコギレイで好感が持てるシアタートラム。またまたやってまいりました。今回は、面白いというウワサを聞くペンギンプルペイルパイルズが気になって、観に来たのであります。片桐仁さんも観たいしね。

作・演出は倉持裕さんで、このまえ東池袋のあうるすぽっとで観た「まどろみ」をやった人です。「まどろみ」は重たくて分かりづらい芝居だったので、彼のホームグラウンドだろうというペンギンプルペイルパイルズ(PPPPと略すのだそうです)ではどんな感じなんでしょうか。楽しみ楽しみ。

席は前から3列目ぐらい上手のほう。ステージ上には、ありありと回転するだろう装置の上に、ちょっと格調高めな部屋のセットが組まれています。場面転換が多そうで楽しみ。チラシというか案内を見ると、どうも役者たちは、何役も入れ替わり立ち代りで演じるようです。いきなりドタバタ劇になりそうな予感。でも「まどろみ」みたいに重たいんじゃないかと、少し気合をいれて待つこと10分ほど。開演です。

いやいやいやいやいやいやあいやいあや。全く重たくねぇぞPPPP。楽しいし勢いもあるし、早替わりが多くてノンビリしている時間はありません。ちょっとだけ上品にした猫のホテルっぽいテイストな気がする。楽しませてくれる芝居を見つけられて良かった良かった。

片桐仁さんは、どうみても片桐仁さんにしか見えなかったので(それはそれで良い)、なんともいえませんが、他の役者さんたちは良く知らないこともあって、とても好印象。半分わざとでしょうけど、装置とかの関係で、役者さんが役柄を変える時の姿が見られて面白かった。特に、玉置孝匡さんは良かった。「まどろみ」に出てたよね、彼。なんだかクドイ動きが多いんだけども、それがプラスになっているような。井上順みたいな雰囲気があるかも。あと、安藤聖さんも観ていて好印象。役を変えているところを印象づけられることが多くて、なかなか感心しました。

もっと早く観てればよかったな、今度も見に行くぞ!と思える楽しいペンギンプルペイルパイルズでありました。
http://penguinppp.com/

2008年7月 8日 (火)

SISTERS(パルコ劇場)

SISTERS(パルコ劇場)

ずいぶん長い道のりでした。やっとパルコ劇場に来ることができたのです。いままで何度もチケットを取ろうとしては失敗していました。念願のパルコ劇場、なんだか本多劇場に近い雰囲気です。設備や内装、椅子も含めて。同じ年代にできたのでしょうか。初パルコ劇場の席は、後ろから2~3列という遠いポジション。しかし、どセンターだったので気分は「俺専用劇場」、悪くない。

さて、芝居は始まったものの、どうにも眠い…!昨日から寝て無いんだからしょうがない。抵抗もムナシク、気付けばステージそっちのけで意識はブラックアウト。頑張ってもセリフを受け入れるのが精一杯です。覚えているのは中村まことさん登場のシーン。「まこっちゃん登場!」と心の中で叫びましたが、気付けば芝居の冒頭は居眠りしまくりです。いかんぞこれは!思い直して寝ることに。早くスッキリしてしっかり観なきゃ。
作戦成功、5分もすれば立ち直りました。しかもパンフレットを買って下読みしていたので冒頭問題ナシ!(いいのかそれで)
いやー、なんとも重たい芝居でありました。だんだん長塚圭史さんの持ち味が分かったような気がします。

それにしても、形式美のようなものを追っている部分もありながら、等身大のような空気感と、衝撃的なシーンを織り交ぜた、そのバランス。そのコンポジションが、長塚圭史さんの持ち味なのでしょう。ポリシーやスタイルというものが、なんとなく感じられて、好感が持てる。直接過ぎず、遠まわしすぎず、主張や見せ方で「なんとなく」伝えている。表現のありかたは、そういうものなのかも。

いろんな意味で、内容には触れないほうがいいと思われるので、詳細情報は…ナシ。

http://www.parco-play.com/web/page/information/sisters/

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