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2007年10月22日 (月)

エコ

最近はエコという言葉をよく聞くようになりました。環境対策全般のことを言うのでしょうが、以前は省エネって言葉をみんな使っていませんでしたっけ。

エコ > 省エネ

という形なのでしょう、きっと。環境対策の一部が省エネであるから、イコールにはならない。でも、エコという言葉は環境という意味であって、環境対策のことではないから、正しくは「エコのための活動」ということか。

いや、書こうとしていたのは、そういうことじゃありませんでした。

省エネという見方をすれば、環境対策のためにエネルギー効率のいい機械や装置がどんどん開発されているのだと思います。チームマイナス6%(という名前だったかな?)に参加しているような企業だと、エアコンを緩めたり、オフィスの照明をこまめに消したり、点ける照明を間引きしたりしていますよね。なんだか、みんなでコツコツ省エネしているというイメージです。

みんなでコツコツ。そう思ったとき、私は山田真哉さんが書いた本「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を思い出しました。この本は、会計のことを実例をまじえて分かりやすく紹介しています。その中で、毎日コツコツ節約するより、たまに贅沢をすることを考え直したほうがいい、というようなことが書いてありました。毎日ランチを500円にして、週末に1万のディナーをするより、毎日1000円のランチで、週末は7千円ほどのディナーにする。毎日気分よくランチができることのほうが、精神的にもプラスだし、1万のディナーが7千円になるぐらいは許容できるでしょう、ということなのだそうだ。私はすごく同感です。積み重ねるものは、毎日コツコツがいいのでしょうが、節約というのは毎日コツコツするだけの価値があるのか、よく考えたほうがいいですね。

そう、コツコツ節約するぐらいだったら、贅沢を見直したほうがいいのです。オフィスの照明を消して節電するぐらいなら、テーマパークの施設を制限するぐらいのほうが、効率がいい。おそらく。照明器具は省エネ設計のものが多いだろうと想像できるのに対して、テーマパークのジェットコースターなんて、省エネ思想があるとは思えません。あれほど生産性のない私的な楽しみのために、とてつもないエネルギーを毎日使っているのです。

クールビズとか、チームマイナス6%とか、意識を高めるのはいいのですが、なんとなくエコをテーマにしてひと儲けしている人もいるのだろうと思うと、複雑な気分です。

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