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2007年10月 6日 (土)

インタラクティブの流儀(吉原有希)

インタラクティブの流儀 ブランド価値を高めるネット広告クリエイティブ


丸の内OAZOの丸善でみつけた本。オビのコピーが目にとまった。以下、オビから引用
ネット広告のつくり方がガラリと変わる。
トップクリエーターたちが明かした、最先端Webコミュニケーションのノウハウ。
スラムダンク1億冊感謝広告
資生堂「マキアージュ」「uno」「マジョリカ マジョルカ」
アマナ「『伝える』から『伝わる』へ」
ハインツ日本「逆さケチャップ」
赤城乳業「ガリガリ君」「濃厚旨ミルク」
バスキュール オリジナルコンテンツ
富士フィルム「Forests Forever」
どういう体裁の本かというと、 クリエイティブの現場で起きたこと、行われたことを「映画のメイキング」のように制作者の視点を大切にしつつ、「プロジェクトX」のように淡々と語っている本。 簡潔に書かれている上に、何を語りたいのか、何を記録し、伝えたいのかが明確で、とても濃厚。「ノウハウ、表現の仕方を収録」と書かれていて、ぱっと見はHowTo本に近い存在であるかのような触れ込み。でも実際には、インタラクティブであるとか、Webであるとかを抜きにして、ビジネスとしてのクリエイティブがどのような姿で成り立っているかがストレートに記されているノンフィクション作品だ。

本の冒頭で、この本をうまく表現している箇所があるので、引用してご紹介。
優れたウェブサイトやインタラクティブコンテンツを制作している現場に行き、できる限り深く潜行し、そこで起きている事柄の総体をつかむことだ。表層の動きや対応の奥にあるもの、背景としてプロジェクト全体を支えている広がり。そこを見据えなければ、ウェブサイトやインタラクティブコンテンツの全貌を理解することはできない。制作者たちの個人史や、企業史なども含めて、なぜそういうウェブサイトになったのか、どうしてそういうコンテンツが制作されたのかを、理解できるまで探っていく。それが本書のテーマだった。
おすすめポイント

とても読みごたえがあって、あまりWebに関係のない人でも面白く感じると思う。おすすめ。
無駄な技巧を使わないのに文章力を感じる。
とても論理的な構成力をもった人が書いたのでは!?この著者の文章はとても好きです。

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